最近、少し違和感があります

昭和と令和を比較して、昭和はバブル経済でお金もたくさんあり、あの時代の人たちは大学も就職も楽して歳をとったって言うけれど

 

そんな人どこにいた?東京の一部かな?テレビの中かな?地方にいた?そもそも大学進学した人少なくない?20%ぐらいだよね。

バブル崩壊後の自殺者数の増加エグいのに、それを楽して生きてきたってそんな訳あるかーいって思うんです。

 

今年40歳の私。地方出身。

就職氷河期末期の女は。

 

『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』

著:アルテイシア

 

長く生きると

性別、時代、出身、学力、外見、、それぞれを一般化したイメージで処世していたのが40歳くらいで「もうどうでもよくなーい?」となる。

 

右を向けば癌サバイバー、左を向けばシングル子育て、前を向けば親が認知症、後ろを振り返れば子供が不登校。みんな揃いも揃って大変で、どうにかこうにか生きている。

 

20代、30代は走り続けて、40歳になってやっと周りを見渡せば友人知人親に親族、お久しぶりの人々さえも色々で「もう生きてるだけで満点だよ」状態

 

だから40歳からは、良い塩梅で『諦め』が入り楽になるのかもしれない

 

「私たちの世代が一番大変だ」

「前の世代がちゃんとしなかったから」

 

そんな事を言う人がいるのが驚く

大人の背中見てこなかったのかな。

あんなにボロボロで、

逃げ場もなかった人たちなのに。

 

世代という言葉で括れるほど時代の人々は簡単じゃない

 

だから40歳になる私は

目の前にいるZ世代も、バブル世代も

みーんな大変で、ご苦労さまで

そして

「世代?知らんがな。」の精神で

生きていこうと思います。

 

 

●本の説明全然してないですが共感系で面白いです。ただ結構下ネタが激しいのと、内容が今の40歳よりも上の年齢の方の話だなと思うので、それを踏まえて読むと良いと思います。