まだ親にも姉にも夫にも

話していないことがある

この画面の先にいる貴方は

私の事を知らない

 

だからこそ。言える事がある。

吐き出したいことがある。

誰かに言ってしまいたい事がある。

 

あの日は特に眠たかった。

朝、少し早い時間に目覚めた私は

二度寝をした。

トイレに行きたい気もしたが、眠気が勝る。

ゆっくりと夢の中へ。

そこにはトイレがあった。

新しすぎず、古すぎない、

清潔感いっぱいで、

明るく、ちょうどいい個室感の

最高のトイレが。

 

最大の過ちはそこに座った事だと思う。

優しく包み込むような暖かさの

そのトイレの便座に。

 

最初、あ、生理が始まったかなと思った。

しかし、その疑惑は即座に打ち消された。

なぜなら終わったばかりだったから。

 

私の体に稲妻が走った。

そして忍びの如く全ての証拠を引っ剥がし洗濯機へ。

 

画面の向こうにいる貴方へ。何か失敗して、気落ちしていていませんか。新しい生活は慣れましたか。自分なんてって思ってませんか。

安心してください。

ここに39歳でおねしょデビューした女がいますよ。

大丈夫、人生なんてビックリの連続だよ。

 

母に聞いたところ、私が小さい頃におねしょした記憶はほぼ無いそうです。

おねしょデビューに、昨年は手術入院デビュー、先日は大腸カメラデビューしたら、ちゃっかりポリープデビューもしちゃいました。(大きめのキノコでしたが良性でした。)

 

知人の中にも人生で初めて経血漏れを経験した人がいたり、今まで便秘経験が無かった人が初めて便秘になったりと、熟知しているはずだった自分の体の突然の変化に戸惑っている人が多くいます。

 

私もおねしょをした後の数日間は、精神的に〜病院に〜と考え込んでしまいましたが、尿意我慢して二度寝してトイレの夢見たら誰だって無理だろうと思い、気持ちを楽にしたらそれ以後不安は消えました。(おねしょもその一度きりでした。もちろん連続しておねしょしてしまう場合はさっさと病院行くつもりです。一人で解決は無理だもん。)

 

知ってるようで知らない自分の体。

変化する姿に毎回悲しんでいたら疲れるから、「まあ、そんな事もあるよね〜。」って軽くスルーするぐらいが生きるには丁度いいかもなって思ってます。

 

あと、トイレには行こう。

眠くても。

 

●ショーツの安心感が最高で最近は二日目と三日目の必須アイテムです。これを履いて布団でゴロゴロして、夜にピザ食べてコーラ飲むのが至福です。