​ヒトはなぜモノや動植物に名前をつけるのか


みなさんはなぜヒトはモノや動植物に対して名前を


つけるのか考えたことはありますか?今回はふと頭


の中に思い浮かんだヒトが何に対しても名前をつけ


るのはなぜかという疑問について自分なりに考えて


みようと思います。あくまでも一個人の考えなので


雑談と同じ感覚で気軽に読み流してください。まず


最初に疑問に対する答えとして思いついたのは、人


間視点から同じものを見て、そのものについて話し


ているときに同じものについて話しているという共


通認識を生み出すためといった内容です。そういっ


た共通認識ができていないと会話がスムーズに進ま


ないので疑問に対しての答えになりそうです。しか


し、この答えは人間が2人以上いる場合という条件


がつきそうですよね。1人でいる時でもモノや動植


物に名前をつけることはあります。例えば幼い子が


夢に出てきた怪物に対して「どろどろさん」みたい


な名前をつけることだって、一人暮らしをしている


人が猫を飼い始めて、その猫に「たまちゃん」とい


う名前をつけることだってありえます。前者の場合


は誰かに夢に出てきた怪物の話をする場合に「どろ


どろさん」という名前が役立つかもしれませんが誰


にも夢の話をしないこともあります。後者は動物病


院にお世話になるときに役立つかもしれませんが飼


い猫が生涯動物病院にいかない可能性もあります。


では発想の方向性を変えてみましょう。もし、私た


ち人間に名前という概念がない世界で過ごさないと


いけない状況に陥ったときにどのような不都合が起


こるでしょうか。母親が子供にも父親にも近所の人


にも「あなた」と呼んでいたら。誰と話したいの


か、誰のことを話しているのか分かりにくそうです


ね。つまり自身が社会の一員であるとき名前は必要


であるという答えを導き出すことができます。先程


でてきた幼い子も一人暮らしの人も人間が社会を作


り、そこで生活しているから夢に出てきた怪物やペ


ットに名前をつけたと言えそうです。今日はふと思


いついたヒトはなぜモノや動植物に名前をつけるの


かという疑問に対してヒトは社会を形成するからと


いう答えをだしました。人間と違い他の動物は言葉


を話さないので名前をつけるという行為をするのか


分かりませんが、そのような事実が発見されたらと


ても興味深いですね。