世界各地のマクドナルドの店舗が、15日、システム障害に見舞われました。
営業を停止したり、ネットやアプリ経由の注文に支障が出たりしました。
米マクドナルドBrian Rice最高情報責任者(CIO)の声明
米東部時間午前1時ごろ「世界で技術システムに障害が起きた。障害は迅速に特定、
修正された」
「多くの市場で稼働が再開している。他の市場も復旧に向かっている」
「直接の原因はサイバーセキュリティーの問題ではなく、第三者プロバイダーによる
設定変更時に発生した」
午前1時ごろシステムがダウン。午前5時ごろ復旧。
日本マクドナルドのXへの声明
「全国の多くの店舗で一時的に営業を停止している」
英国、オーストラリア、香港、台湾でも問題が報告されました。
香港マクドナルドはフェイスブックで、
「コンピューターシステムの不具合により、モバイル注文やセルフ注文端末が機能
してない。店舗のカウンターで直接注文してほしい」
マクドナルドは全世界に41万8000店以上あり、最大市場の米国は1万3500
店近くあります。
今回影響が出た地域は、日本の店舗数が3000店近くと最多。
続いて英国が1500店近く、オーストラリアは1000店程度。
マクドナルドは先月の決算報告で、中東の戦争で事業が打撃を受けていると報告。
今後も同じ状況が続く可能性が高いと説明。
他の米国ブランドと同様、マクドナルドは各地でボイコットに見舞われています。