~プロローグ~的な感じ。

も、よろしければ是非ニコニコ

 

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2019.8.8. 備忘録



8/7(水)に予定していた

病理診断を聞くための外来予約。

身内の不幸と重なって1日後ろ倒しに。

主治医先生の診察がある日でよかったおねがい


水曜しか休みのない兄も

たまたま夏休みを取っていて

一緒に来てくれることができた。


予約の時間少し前に兄と合流。

このご時世に携帯もスマホも持たぬ兄笑い泣き

なかなかしんどいのですけどw




予約時間を少し過ぎ

診察室から聞き慣れた声で呼ばれた。

主治医の先生、やっぱり好きラブ


私が診察用の椅子に座り

先生が兄に後ろのベッドを勧めるも

断って床に膝を付ける兄。

先生、大笑い(笑)



で、早速、病理診断の結果に。

結論はこちら。



当初の想定では

温存部分切除で、その後は

放射線治療とホルモン治療(5年服薬)

がいけるものと考えてた。


だから今日は、

いつから放射線治療始めましょう

の話が展開されるはず、だった。



けど、↑で波線引いてあるとこ。


HER2たんぱく 3+


こいつが出た。


*HER2たんぱくは、がん細胞の表面に

 増殖に必要なえさを取り込むための手

 (受容体)をたくさん持っていて

 3+ は、その手が多いのだそうです。

 正常の1,000~10,000倍だってポーン



この子、この「3+」、、

十数年前に認可された中外さんのお薬

パージェタとハーセプチンが

とってもとっても有効で

医「例え患者さんが嫌と言っても

  絶対、絶対、勧めたい!」

って。


*ハーセプチンはHER2たんぱくの「手」

 に標的を狙って攻撃する、と。

 正常な細胞に害を与える一般的な

 抗がん剤とは違った、

 「分子標的治療薬」なんだそう。



とはいえ、

パージェタ&ハーセプチンは

抗がん剤治療との併用がいい

のだと。



抗がん剤、、かぁ。


兄「それって、つまり、

  髪が抜けるというやつですか?」

医「そう、なんですよ。」

私「ああ、、ですよねぇ」


兄上様、単刀直入に聞いてくれて

ありがとう。(素直に)



なるほど。

抗がん剤治療、やるのか。。

髪、抜けるのね。。


術後の乳房陥没を見た時に続き

2度目です。


凹みました。。チーン


副作用のことまで

考える余裕はまだなかったかも。




なんか、ダンス始めて以降

ずーっと髪を伸ばしていて、

普段から短く切ることに抵抗があって

切ってしまうと

ダンスから離れちゃう気がしていて、、

それって、自分のひとつの個性を

消してしまうような

そんな気がしてたんですよね。。


だから、やっぱりショックだった。。




でも、そうはいっても

治療は始めるべきだし、

素直に先生の説明を聞いてた。


治療方法はこんな。


①EC療法(抗がん剤)

 :3週間置きに4クール

②ドセタキセル(抗がん剤)

 :3週間置きに4クール

③パージェタ&ハーセプチン

 :3週間置きに1年間

④放射せん治療

 :平日続けて21日間

*②③④は同時にスタート

⑤ホルモン治療(服薬)



いわゆる抗がん剤は約半年。

その間、髪と体毛が抜ける。

副作用の出方は段階でそれぞれ。

ハーセプチンでも特有の副作用はある。

放射せんも肌への影響は出る。


まあ、いろいろ。


ハーセプチン終わるまで、

何だかんだで1年半。。

髪が人並みに戻るまで、まあ2年。。


長いお付き合いになるね~




抗がん剤は通院での点滴投与。

(ハーセプチンも通院点滴)

心臓への負担が多いので

先に心臓の超音波検査が予約された。

抗がん剤治療開始日も押さえた。



本当にやるんだなぁ、抗がん剤。


医「頑張りましょう!!!」

私「はーいねー

兄「今日、一緒に聞けて良かったです!」

 (妹想いの兄で、有り難やっお願い


な感じ。



抗がん剤の分量の参考にする

身長・体重を計測し、

採血をして、この日は終了。




兄と1階のレストラン(初)に入り

紅茶とケーキをオーダー。


ちょっとしみじみしつつ、

まあ、がんばろーグーと相成りました。




兄と別れて帰り途中、、

独りでちょっと虚しくなる。。

思わず、一人の友にtextした。


その友、私が家に帰り着く頃に

わざわざ来て、話を聞いてくれた。


ありがとう!!!


その気持ちが嬉しくて

凹んだ気持ち、

だいぶ持ち直せました。


本当にありがとう!!!