忘れもしない【2012年6月25日】のこと | しじみのお味噌汁

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多発性奇形症候群の娘【しじみ】のブログ♡

いろいろあるけど、毎日元気!
♪泣くのは嫌だ、笑っちゃお!♪

辛くながーいつわりが終わり、残りの妊婦生活をどう過ごそうかとウキウキしていた時、それは突然の宣告でした。

前回の妊婦検診の時
「赤ちゃん小さめだから、超音波外来で来てくれてる先生にちょっと見てもらおう!」
たしかにそう言われました。

検診当日(6月25日)、通常の妊婦検診はささっと終わり、小一時間くらいあとに、いざ超音波外来の先生の診察へ。


とっても優しそうで穏やかな感じの先生。

しじみのこと、エコーでじっくりじっくり見て、私に言いました。



「お子さんは口唇口蓋裂という疾患を持っています。でも今はとてもきれいに治せます。念のためにまた一か月後、診させていただけますか?」


ショック!


私…もうパニックです。


口唇口蓋裂…聞いたことはあった。

でも実際に見たことはない。


しじみはいったいどんな顔で産まれてくるのか。


帰り道、パパに電話しながら、泣きました。

家に帰ってからも、涙がとまりませんでした。


「なんでしじみが障害を持って産まれなくちゃいけないの?」

「なにがいけなかったの?」


意味はないとわかっていながらも、自分を責め続けました。



そんな中、一通のメールが、私をさらにどん底へ落とし入れました。


それは友達からの出産報告メール。

その友達は、私と同じ病院で同じ先生が担当でした。

しじみが口唇口蓋裂と診断を受けた時、同じ病院で産まれていました。


写真付きで、喜びにあふれたメール。


「しじみが産まれても、私は写真付きのメールは送れないのかな。」


その友達が悪いわけではありません。

だけど素直に「おめでとう」とメールを返せない私。


悔しくて、悲しくて、そこから3日間、泣き続けました。。。