保育園入園の話 | 高機能自閉症ジャックの日記

高機能自閉症ジャックの日記

ジャックは大学生。
寮生活が始まりました。
どうなることやら。

ジャックは、4歳で保育園に入園した。

保育園には、ジャックが高機能自閉症だということを知らせていたので、
入園前にジャックの様子を見させてもらいたい、と手紙をもらっていた。

ジャックと保育園に行くと図書室に通された。
『良かった~!ジャックは本が大好きだから、静かに本を見ててくれるはずだ!』

案の定、ジャックが夢中になって本を見ていると、
園長先生らしき人と、40歳位のエプロンを身につけた清潔そうな女性が入って来た。
その女性は、後にジャックの担任の先生になる人だった。

ジャックの言葉が遅い事、偏食が激しい事等を一通り説明した後、
園長先生が、
「ジャック君とちょっとお話してみてもいいですか?」
とおっしゃるので、
「どうぞ。」
と、私は答えた。

すると40歳位の女性が、
「ジャック君、こんにちは!」
と言った。
ジャックは先生を見てニッコリして、自分の見ていた本を、先生の方に少しずらした。
「あら、見せてくれるの?ありがとう。」
「こっちの本が先生、見たいんだけど、見てもいい?」
と、先生が、ジャックの横に置いてある本を指差して言うと、
ジャックはその本を先生に渡した。

しばらくして、その先生は園長先生に、
「大丈夫です。」
と言った。

こうして、ジャックの保育園生活が始まった。