今日お昼ぐらいにVOGUE GIRLとお友達登録すると2018年下半期占いの先行配信があったそうなのですが
※ システムの不都合で見れない方が多数いるようで誠に申し訳ありません。現在復旧作業中とのことです
いよいよ明日にサイトの方でも2018年下半期の占いと、あと、「しいたけ占い12星座と愛のさじ加減」という本が発売になります。
下半期占いと、本には直接関係ないかも知れないのですが、ちょっとだけ思い出話をさせてください。
僕には、大げさな言い方になってしまうのですが、今考えると「命の恩人」と呼べる人に数多く出会ってきました。
そのなかでも、僕が10代後半の頃、大学を中退しようとしたことがありました。
在学を続けるための単位が全然足りず「クビになるぐらいだったら自分からやめちゃおう」という、とても短絡的な考えでした。
でも、ただで辞めるのはもったいから、大学中退論という、これももう今の自分が読んだら顔から火が出るぐらいに恥ずかしい、若者の激情が詰まった内容だったのですが、それを大学側に提出したのです。
そこから二転三転があって、結局大学に残ることになったのですが、僕が通っていた大学は埼玉ののんびりとした大学だったので(大学院から都会に出てきました)、「あいつあぶねー」という噂はすぐに広がり、学校に復学した時にはゼミに入らなければいけなかったんですね。でも、もうそのときはどのゼミも募集人数に達してしまって、受け入れてくれるところがなかったのです。
そのときに出会ったのが、僕の恩師で、その先生が大学中退を試みたことを面白がってくれたのです。そして、僕のゼミに来なさいと。それからその先生は僕に時間をかけて哲学などの学問を教えてくれました。
「少し道に外れた考えを、おかしな考えを面白がってくれる大人」
それは僕にとってずっと憧れてきた大人像になりました。
そして、「僕のゼミに来なさい」と言ってくださった先生も、変な話、エネルギーを使わない「業務対応」をすることもできたはずなのです。
「あー、君ね。色々大変だったね。これから先も人生は長いんだから、短気を起こして変なことしちゃダメだよ。うちのゼミはダメだけど、まぁ頑張りなさい」
とか。
でも、その先生は「大学中退論読んだよ! 面白かった! でもすごくこの文章はバカっぽいから、もっと勉強したらもっと君は面白い文章書けるよ! だから、勉強しなさい。僕のゼミに来なさい」
と言ってくれて、ちょっと大げさだけど、その言葉があるから今の僕がいます。
その思い出はもう20年ぐらい前の話になってしまったけど
「省エネをしないで言葉を届ける。面白いと思うことにはハッキリと面白いと言う」
というスタンスは、個人的にずっと続けてきました。これは僕自身のやっていることが上手くいくとか、上手くいかないとか、そういうことよりも大切にしてきた先生との約束なのです。
しいたけ占いの下半期、そして明日発売の本に対しても、どこかで「あなたはちょっとおかしいけどすげー面白い! 」と心を込めて言う気持ちを持ち続けました。
僕は12星座に対してときどき占い的な解釈はまったくしてません。笑 そうじゃなくて、12星座それぞれが、すごく偏っていて、すごく不器用で、すごく面白いから、ただただこれから先も面白がって向き合っていきたい子たちです。
ということで、もしよろしければよろしくお願いします。
今回の2018年の下半期を読んで傷ついてしまった人も、まだ元気がない方も、ゆっくり付き合っていきたいです。
では、明日のお祭りに偏った人達で一緒に盛り上がれたら最高です! よろしくお願いします。
しいたけ拝
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