もう何回も書いている気がするのですが一年のうちで好きな時期が11月で、多分その時期は「もうすぐ良いお年をが言える」というマニアックな興奮に包まれるからです。

12月に入って、何か仲が良い人やお世話になった人と食事をした帰りの際に誰からともなく「あ、そしたらもう『良いお年を』ですね」という言葉が出て「あー、もうそんな時期でしたか。それでは皆さん良いお年をお迎えください」と言って別れる。

皆と別れた後にポツポツと雪が降り出したら最高で、今の自分の将来の目標は「良いお年をお迎えください」と言った後に皆さまとお別れして、コートと帽子をかぶって家路に急ぐおじさんになっていくことです。

※ 余談なのですがこの「良いお年を感」が強い方が博多華丸大吉さんだと思います。それはまた今度書きたいです

それで、いよいよ12月も31日になり、新年への準備がバタバタしている間に紅白歌合戦が始まってしまい(「お母さん紅白始まったよ!」とおじいさんあたりが叫ぶ)それで紅白とか色々な番組をミカン食べながらみて、いよいよ夜の11時45分に紅白の司会者が「それでは皆さん、良いお年を」と言って画面が暗転。

急に静寂に包まれたお寺に中継が行って「今年も残すところ後わずかになりました。ここ永平寺では。。。」という話が始まる。

この時間が本当に大好きで、なんかこういう「よくわかんないけど好き」の話をしておくと、そういう話に共感する誰かと会って、それが何かにつながっていくっていう話がつい最近あってすごく嬉しかったです。

また12月まで頑張ります。