蠍座は総合的に他の星座と比べて記事が少ない気がしたので、「蠍座が疲れたときにかけて欲しい言葉」の前に蠍座の愛の叶え方の2を書いていきたいです。

前回の①で、蠍座が恋愛面とか、愛情方面で出る感覚って

「究極の遠慮と究極の一体願望」

という言葉で表しました。

たとえば愛情表現で蠍座と似ている星座って牡牛座なのです。

牡牛座も蠍座も「好きになった人の邪魔をしたくない。その人には変なところも含めてその人らしくいて欲しい。その人のままでいて欲しい」と表向きはそう思うし、伝えます。でも裏側で「お前わかってんだろうな」は求めていきます。

特に蠍座の場合は「蠍座の顔も3度まで」という言葉があって(今勝手に僕が作りました)、3回目ぐらいまでは愛する人の迷惑な行為を受け容れます。でも、3回目を過ぎたあたりから「あれさ、何考えてるの? もういい加減にして欲しいんだけど」と刃物を持って詰め寄ります。

 

ただここで誤解のなにように言いたいのですが、蠍座が怒る相手って「信頼関係を感じた相手」だけです。もちろんそれ意外にも不快感を表したりとか当然するけど、ただ蠍座が「恐い」と思われることだけは書いてて心外なのです。

 

蠍座の人は「信頼関係」を築くために本当に、縁の下の力持ちも含めて色々なことをやってくれます。自分の幸せを先にとるよりも、周りにいる人が喜んでくれたら嬉しいところがあるから。

 

だからこそ、「自分が人としてこの人にちゃんと向き合っている。でもこの人の向き合い方ってひとりの人間としてどうなのか」と、礼儀を欠かされた場合や、いい加減に約束されたことに対してはかなり起こります。そういうときの蠍座はかなりこわい。「あれ、舐めてる? 」ってなる。

話を戻して「蠍座の愛の叶え方」なのですが、少しここで一般論的な説明を加えたいです。

 

たとえば「同棲とか結婚生活を送ると、もうそこからは生活が最初に来て、恋愛感情は二の次になってきてしまう」って注意しないと出てきます。

恋愛ってお互いにまだボロが出ていなくて、ボロが出ても恋愛感情が強くあるうちって

「もう、たっ君たら。またアイスこぼしながら食べてる。かわいい」

となりやすい。

でも恋愛から生活に移行すると「こぼしてるよ。拭いといて(心の声:「何回言えばわかるんだよ」)」になっていきます。

すごく単純にまとめると

恋愛:甘い感覚
生活:多少の厳しい感覚(お互いが気持ち良くやっていくためにルールを守ってもらいたい)

になるわけです。

それで、蠍座ってこのふたつの「甘い感覚」と「とても厳しい感覚」のふたつ常に持っているのです。

それは恋愛以外でも、常に自分自身に対して。

自分に対して「自分大好き!」というぐらいに夢見る感覚。そして「そんな甘い考えでは生活なんてできない」と、自分に対してドSの感覚。

だから、蠍座自体が

「もう色々疲れた。めちゃくちゃ甘い恋愛をしたい! 」と思う時と

「そろそろ甘い恋愛は飽きたな。繰り返してても意味ないし。現実を見据えて、一緒に生活をしていける尊敬できるパートナーが欲しい」と、すごくそのふたつを繰り返したり、揺れ動いたりするのです

特に蠍座は色々な場面で「もっと! 」と、さらなる希望や期待、そして追求や相手に求める気持ちを出して良いのかどうかっていつも悩むはずなのです。「もっと求めたい。でもこれ以上求めるのは少し怖い」って。

「この人と一緒にいてすごく楽しい。だから、私と特別な関係になって欲しい。その“もっと! ”を今求めて良いのか」って。今言ってしまえば「今のこの楽しさが失われてしまうかも知れない」という危機感がすごく強くなる。「だったら、望まない方が良い」と思ってブレーキとか封印をかけてしまう感覚。

蠍座に知って欲しいのが、自分のなかにいる「誰が」ブレーキを強くかけようとしているかなのです。

ブレーキをかけようとする自分って、あなたのなかにあるすごく冷静で、「現実主義」で、そして臆病で慎重な自分です。


あなたの中には「もう自分のすべてを賭けて良いから、今を激しく燃え上がりたい」という完全燃焼の自分。そして「誰かが自分を助けてくれるわけではない。ちゃんと自分の明日は自分で考えねば」という究極に冷静な自分が共存しているのです。

だから、自分のなかで「燃え上がろうとしている気持ち」が出てきたときに「いけない! 」と言ってブレーキを踏む自分。それを、場合によっては「ここはブレーキかけないでいいや」と命じるときがあっても良いのです。

「あ、今この場面においてはブレーキ踏まんといとこ」って自分に一回一回命じられることが、あなたが愛を受け取るための手段になります。

もちろん、これは同じ蠍座でも人によって違いがあって、「もう何があっても構わない。とにかく行ったれ! 」とか「あ、喧嘩になるならなるで構わないですよ」と、常にアクセル全開の人は「ここで一回ブレーキ踏んでおこう」とブレーキを踏む方を意識して欲しいのです。

 

ただ、自分のなかで「燃え上がろうとしている気持ち」とか「もっと先を見てみたい! 」という気持ちが出てきたときに「いけない! 傷つく」と言ってブレーキを踏もうとする慎重な自分が出てきます。それを、場合によっては「ここはブレーキかけないでいいや」と命じるときがあっても良いのです。

 

全部のブレーキを解放しようとするのではなくて、あなたがブレーキとか「怖さ」を感じ過ぎるときって、それは「過去の傷」、つまり、過去に裏切られたとか、期待したのに全然ダメだったとか、そういう傷ついた過去の記憶が鮮明によみがえっているだけかも知れないのです。「今傷つくかも知れない」を、過去に傷ついた自分と同一視してしまっているブレーキというか、非常停止スイッチみたいな感じなのです。

 

「あ、今この場面においてはブレーキ踏まないで楽しめば良いんだ」って自分に一回一回命じられることが、あなたが愛を受け取るための手段になります。

 

遠慮して考え過ぎるのではなくて、「もっと私の良いところをわかって欲しいな」と多少楽観的に思ってください。「え、私のこと怖いと思ってます? それがですね、怖いんですよ」と茶目っ気ある冗談を言うとかすると、けっこう相手も心を開いてくれます。あなたと1対1で話すと、相手はあなたの情の深さを知ることになるから。では!

 

■ 関連

 

蠍座の愛の叶え方①→https://ameblo.jp/shiitake-uranai-desuyo/entry-12277647101.html