各星座が疲れたときにかけて欲しい言葉シリーズを気まぐれでやり始めたのですが、今回は水瓶座です。

 

水瓶座はズバリ「ありがとう」だと思います。

 

「あれ、2回目にしてもう手を抜くんですか? ありがとうなんてすごい当たり前のところついてきましたね」と思ったそこのあなた! もうちょっと話をきいてください。

 

水瓶座について話をするときって、どうしても「今私は、どの理想に向かって歩んでいるのか」という自問自答が出てきます。

 

水瓶座って理想にこだわります。「私は何になれるか」、「私は何を目指すか」、「私はどうあるべきか」。そういう理想を他の人よりも強く持つのです。

 

なんであなたは理想を持つのか。

 

その設問に答えるためにちょっとこういう場面を想像してみてください

 

a.午後14時。会社の会議室みたいなところで「あなたは将来どういうことをしていきたいと考えているのですか? 」に対して答えるシーン

 

b.親友たちと一人暮らしのお家に集まって、ちょっとお酒とかも良い感じで回ってきた夜10時ぐらい。「将来どういうことやっていきたい? 」と誰からともなく質問が出て、それに答えるシーン

 

このふたつの場面って同じ質問だけど全然答える気持ちが違いますね。前者の会社などのシーンにおいては「やべえ、変なこと言ったら怒られる」という強い理性とロジックの力が働くし、後者の「ベロベロでわけのわかんなくなったシーン」においてはいかに自分が答えていて気持ち良くなれるかのシーンになります。

 

それで、すごく面白いことに水瓶座はこのふたつのシーンを自分の中に持っている人なんですね。

 

大人が前に進むときに、ちょっとバカにされるような理想って必要になります。

 

だって、それがないと「ただ毎日をこなす」とか「ただ毎日を頑張る」という生活に寄り過ぎちゃうからです。

 

理想を持つ効能って、理想を持つと人は失敗しようとするのです。それは成長するための失敗とかミスとか恥をかくことです。

 

「毎日の生活」ってもちろん大事だけど、それを守ることだけに寄り過ぎてしまうと失敗をすごく恐れる人になってしまいます。

 

水瓶座って根本的に不安定なのです。すごく高いしっかりした性質とロジック。そして「私の理想? そうだね、私はとにかく広島を元気にしたいわけよ」とか、そういう陶酔の気持ちの両面を持っているのです。

 

すごい話が長くなっていますね(笑)

 

その水瓶座のふたつのモードをまとめる言葉が「ありがとう」なのです。

 

できれば目をつぶって、たとえ不運なことがあっても、大変なことがあっても、それを「ありがとう」と静かに言って「私はそれを受け容れる。私は目を背けない。私は何をするか選べる。そして楽しんでみせる」と、そういう理想の炎が燃えるための言葉が目を閉じた「ありがとう」なのです。

 

なので疲れたことがあったら「ありがとう」と言って頑張ってみてください。