この前某県のお寺に行こうという話になって友達と出かけたんですよ。

それで僕と友達はお酒を飲まないのですが、お酒を飲まない人見知りってすごく居酒屋に憧れるんですよね(笑)ほら、酒飲みではないから普段ひとりでは行かないから。

それでまた、二人とも野生の勘を信じたいタイプだからお店情報をネットで調べず、繁華街の優しそうなお兄さんに「あら、お店お探しですか?」と声を掛けられ、すごい趣きがあり、全体として照明が暗めの雑居ビルの5階の居酒屋を案内されたのです。

お店に入って「あ」って思ったのが、床のところどころにゴミが落ちてるんですね。それで、店員さんがなかなか案内にこないで、やっと来たと思ったら「うぃーす」みたいな感じで寝ぼけてるふうで、席に通された瞬間に「ここぼったくりじゃないか」って思ったのです。

それで店名を携帯で調べたら「○○、ぼったくり」ってけっこう出てきた。それでおしぼりを出される前には すぐにお店を出ました。

なんかすごい興味深い体験になったのですが、ぼったくりのお店って「独特のやる気の無さ」があったんです。

店員さんだって知ってるわけじゃないですか。そういう店だって。そうなると「あっしは関係してませんよ」って感じで積極的無気力の姿勢を取ると思うんです(特例として積極的にそこに関与してる場合はみょうなハイテンションを取る場合もあるでしょう)。

自分がそういうところにもしアルバイトとかで入ってしまったら、多分入り口付近とかに落ちてるゴミとか拾わないと思うのです。

だから、「暗くて」、よく目を凝らすと「ゴミが落ちてる」、何か派手なものや水槽なんかを置いて「独特の淀み(よどみ)」から目を離させようとしてるって気をつけた方が良いなと思いました。

そのお店が入ってた雑居ビルに警察官が立ってたから安心しちゃったけど逆の意味だったんですね。面白かった。

ぼったくり店特徴


・床にまあまあゴミが落ちてる

・店員さんの「我関せず」感