間があきました。ちょっと今回牡牛座についてとりあげる時に
「牡牛座は、何かを決意し、自分のモードに入っていく時に必ず少し悲観的な気分に浸ろうとする」
という特性について説明したいのです。
ちょっと引用になるのですが、この前「蠍座ー私が知らなかった私が降りてくる」という記事から
↓
でも蠍座って
「大きな行動の前に、必ず少し悲観的な気分に浸ろうとする」
といういことをやります。そうじゃないと思いきって動けないからです。(牡牛座も大きな行動の前に悲観的な気分になったりして自分を追い込みます)
「誰もわかってくれない。多分誰も助けてくれない。よし、私がやるしかない!」
って自分を追いこんで一気にエンジンをかけるのです。
「激しさを、激しいままに」
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こういう感覚って牡牛座にとってもかなり当てはまります。
特にこの
「誰もわかってくれない。多分誰も助けてくれない。よし、私がやるしかない!」
ってかなり牡牛座的なのです。
自分で行動をしていくときに、周りの誰かの感覚や常識に頼るのではなくて、自分の感覚に自分を追いこんでいく。
ここで興味が出てくるのが
「牡牛座的にOKなものって何?」とか「牡牛座的に美しいと思うものって何?」というものなのです。
牡牛座の人はですね、観察していると、彼ら、彼女らが「いい!」って言って目を輝かせて興奮しているものって多分ですね、10人いたら2人か3人ぐらいが同意するものです。決して何か大衆的なものじゃないのです。もっとなんていうか「どぎつい」。つまり、「みんなが良い」っていうものには牡牛座はあんまり反応しない。
それよりかちょっとクセが強すぎるものとかちょっとアクが強いもの
に対してすごく「美しい」という反応をしたりします。それかものすごい淡泊なものですね。
これは僕の仮説なんですけど、牡牛座が「良い!」って反応するものって、なんていうか「匂い的」なものなのです。
牡牛座の人のインスタとかSNSの写真投稿ってまず「匂い」が伝わってくるものが多いのです。かなり顔面を近づけて「スハー、スハー」って大好きなものの匂いを嗅いでいる世界。
どうしてそういう「匂い」の感覚が牡牛座に強いかというと、たとえば小さいころってぬいぐるみと一緒に寝る子って多いじゃないですか。そのぬいぐるみ、お父さんやお母さんがその子に買ってあげた時って新品だった。でも、その子がずっと一緒にそのぬいぐるみと寝ているうちに、その子に合わせてそのぬいぐるみって匂いとか、姿かたちとか「変形」していくでしょう? それがなんか牡牛座的な世界です。「何年も、何代もかけて大切にしていく」という感覚なのです。
だからこそ、牡牛座ってそういう「ずっと大事にしていきたい」という気持ちがあるからこそ、「一瞬のうちに出会い、そして姿を消してしまう」というような一瞬の美についても強い憧憬があるような気がします。
「この瞬間にしか感じ取られなかった匂い」
とかですね。
匂いって牡牛座的で、匂いってかなり一瞬のものでしょう?でも、ずっと残る。ずっとその人のなかに「思い出の匂い」として残る。
そして「匂い」って説明できないんです。私が感じるしかないから。私が知っているけど、その匂いについての「良さ」を他人に説明しようとしてもできない。
だから牡牛座って、何かチャンスをつかもうとしている時にかなり「匂い」に敏感になります。
なぜなら、自分にとって大切になる「匂い」をキャッチしようとしている時だから。
逆に、体調が悪くて「ガチャガチャ」してしまっている時など、牡牛座はちゃんと自分が好きな紅茶の香りをゆっくり嗅ぐなど、そういう時間が重要になります。
牡牛座の人以外にも言えるのですが、幸せがある場所ってきちんと「良い匂い」がするのです。爽やかな朝食の、パンとコーヒーの香りとかですね。逆に、自分が疲れてきてしまって、無機質な世界に入ってしまっている時ってかなり「匂い」に鈍感になります。
だから、疲れてしまった時は「良い匂い」の回復を。
素敵なシチュエーションでおいしい紅茶が飲めるお店などに行って、良い匂いをイメージから回復させていくことが、幸せというものの回復になっていきます。
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