今日は獅子座の順番なのですが、趣向を変えて『しいたけ本』から抜粋して説明していきたいと思います。

 
前説としてですね、僕は自分自身の星座は言わないのですが(笑) 人生のある時期に双子座の人がキーパーソンになったことがあったのです。ただ、それまではある理由があって、どこか双子座の人が苦手だったときがあったのです。
 
双子座って「パッ」と瞬発力で答えをつかむことにすごく才能がある人が多いのです。もちろん、「そういう感覚はよくわからない」という双子座もいると思うのですが、それはまた違う機会にフォローをしたいのですが、とにかく「こうなったら楽しいだろうな」という空想をパッとつかんじゃうのが得意なのです。
 
でも、それに対して僕は「自分で何年もかけてやっていきたい。簡単に答えを出したくない」という、ちょっと地道な執念的なところがあるのです。だから、瞬発力VS地道みたいな感じで、繰り返すけど双子座がちょっと苦手でした。
 
でも、自分が何か「双子座的なもの」を受け入れる準備ができた時に、人生のなかで急速に双子座の人と仲良くなり出したのです。
 
人生のある時期に、自分が持つ未知の成分を受け入れる準備ができた時に、その成分を持った人があらわれる。
 
こういうのってあると思います。
 
前置きがいつも長くなるのですが、それでは獅子座の話。ちょっと本から抜粋しますね。
 
 
この二つの星座は「弱さを見せ合える」という組み合わせになります。
 
(中略)
 
そんな獅子座にとって一番潜在的に恐れることって「歩みを止めてしまうこと」なのです。獅子座は「立ち止まって、今自分が何をしているかわからない」という体験をするぐらいなら、「今やっていることがとにかくハードで忙殺されている」というほうを選びます。
 
」(『しいたけ占い』(2016年、マガジンハウス社、p.102、獅子座×獅子座より)
 
獅子座のライバルは自分自身でもあるので、獅子座が獅子座と出会った時に何を感じるかから抜粋しました。立ち止まるのがすごい苦手なのです。
 
でも、その「立ち止まった時の答え」って僕は本のなかで「あー、やっぱり獅子座も双子座的な世界に少し救われるんだよな」と思いました。ちょっとまた抜粋します。
 
 
この二つの星座は「アドバイザー」という組み合わせになります。まず獅子座は常に「本気」という力を持っていて、理想のお自分を目指しています。その「熱」が高いときにはくすぶってしまうときもあるのです。それに対して双子座の「クールさ」を持っています。双子座はあなたよりももう少し軽く、「まずはじめにどう動いて、どう自分のリズムを作っていくか」ということを教えてくれます。
 
」(p.100、獅子座×双子座より)
 
こう見ると獅子座ってやっぱり「メインディッシュ性」が強い。たとえば獅子座が飲食店だと「うちは、肉だけでは誰にも負けない! 」っていう、勝負をする素材を徹底的に強く推していける。肉という本気の素材が中心になって、それをどう目立たせるか、勝負させていくかがベースにあって、それから周りのことを考えていきます。
 
それに対して双子座は「うちの武器である肉を知ってもらうためには、まずとっつきやすいサイドメニューを充実させよう。あ、ここに花とか飾ったら楽しいんじゃない?」という思考法をします。双子座って余計なことをしている時にすごく輝くのです。
 
そして獅子座。獅子座の近くにいる人たちって「本気」を信じていきます。「本気を出して、自分を賭けて、変わっていきたい」という人たちに最大限のお手伝いをするのが獅子座です。獅子座自身が本気だからこそ、周りの人たちに理解されるまでが少し時間がかかることがあるのです。この「本気性」についてはまた今度の機会にしゃべりますね。
 
話戻って、その本気の力が強すぎた時って、ちょっと自分のなかに「双子座的なもの」を取り入れてみて欲しいのです。
 
周りの双子座的な人たちを観察して「あの人だったらどう今しゃべるのかな」とか、自分に取り入れてみる。
 
獅子座が立ち止まってしまった時って、そういう「本業だけではなくて、遊ぶことをすごく大切にする」という双子座の世界観ってすごく助けられます。
 
まずはリズムをつくること。
 
「やらなきゃいけない」ということにがっぷり取り組むのではなくて「それ終わったらご褒美だよ~」という余計なことに目を向けてみてください。「何をしなければいけないのか」ではなくて「何をしたら自分は今喜んでくれるのか」という、今の自分ができる範囲でのご褒美を考えることが、獅子座にとって動くきっかけになります。
 
では新しい週が始まりましたが、皆さまお元気で。