あなたが求めるものって「表面的に常に入れ替わっていくもの」よりも奥にある「不動のもの」です。だからあなたは「信じたもの」「信じた人」をとことん信じます。例えばそれが「あなたが信じた人」だったならば、その人が表面的にどういう変化を遂げたかにはあんまり関心がなくて、その人の奥底で何が燃え続けているのかを不思議と感じ取るのです。あなたはそういう不思議な力を駆使してこの世を生きているようなところがあるのです。表面的なものには踊らされない。感知し、共鳴したものとのみダンスをするという感覚です。
 
(2017年しいたけ占い上半期より)
 
これって本当に「射手座的な世界」で、射手座ってここにも書いてあるのですが「表面的な情報」って一切無視します。なんていうんですかね、たとえば会議である人がプレゼンをしたとします。会議って自分の言うことをまとめた資料を用意するじゃないですか。
 
でも、射手座の感覚ってそういう「資料」って一切見ないのです。いちおうパラパラは見ますよ。「綺麗に資料にまとめました」という情報には興味がなくて「あなたのパッションはどこにあるの?」という感覚で、人に対しても、資料に対しても、パッションとか「燃えたぎった炎」を感知しようとします。その熱を感じないと生きていけないというぐらいに。
 
だから一般に射手座はモノでも人でも仕事でも「ポテンシャル」を見抜く天才です。
 
もちろん、全員の射手座が「ポテンシャルを見抜く」というわけではなくて、射手座自身がポテンシャルを見抜く人として、「影で人が知らない努力をする」という人たちが多いのです。
 
自分の年齢も、相手の年齢も関係なく。自分の立場も、相手が何を考えているかも関係なく。自分が共鳴する「熱き炎」と楽しくダンスを踊りたい。
 
そういう感性絶対主義的なアート性を、いつも射手座の人を見る時に感じる部分なのです。

だから、射手座と向き合う人へのアドバイスは今回書いた本の中でもけっこう詳しく書いたのですが、射手座の方の前ではやっぱり「本気」で回答した方が良いです。たとえ喧嘩になったとしても、本気で回答した方が射手座は安心します。

「あ、はい。頑張ります」

って心がこもってない返事の仕方をするとけっこう射手座はそのいちいちに傷つくこともあります。

たとえば射手座から飲みに誘われたパターンだったら

「行きたい!が、今月あと3000円しかない!」とか「今日は明日に備えて寝たいから行けない!」というようなハッキリとした答えが良いですよ。一番ダメなのが相手の好意に合わせて「行けます」って言っちゃって後から忘れることです。

射手座の感性についてはまた射手座か魚座の順番になった時に「射手座と魚座のアーティスト性」で話していきます。