何年前かというのは正確には思い出せないのですが、射手座の人たちって覚えているだけでこの2~3年以上の間を含むずっと

 

「チーム作り」

 

をやってきたような感じが強いのです。何を説明したいかということを言っていくために、ちょっとこういう話を聴いて下さい。

 

射手座ってよく言われるように「自分の理想とする世界をかなり徹底的に追求する」という人たちだと思います。それもかなり体育会系の匂いもするのです(笑)

 

射手座の理想って、たとえて言うなら「エベレスト登頂」なみにハードなイメージがあります。「今年中に山を登れたら良いな♪」という感覚ではなくて、エベレストに代表される高山って、「道なき道」をいかなければいけないじゃないですか。

 

そこに崖があれば橋を作り、傷を受けてうずくまれば、回復する方法をその場で開発しなければいけない。いわゆる究極のサバイバルだし、たまに自分でも「なんでここまで自分を追い込んで美しい景色を観たいと夢想しているんだろう」ということを思うんですよね。

 

だから、射手座にとって一回自分が見定めた「理想の世界」ができたら、そこに「ねー、ここには道がないよ。やめよう」と途中でメンバーに言われても「道がなかったら作ればいいじゃん!」と至極当然のことのように言います。

 

だから射手座って人生のある一時期を過ぎるまで滅茶苦茶他人に厳しいところもあります。ハッキリと言っちゃうと射手座は「センスとやる気無き者は去れ」と思ってしまうところがあるし、でも、人のことを「表面的な才能とかセンス」で見ているわけではなくて、その人のセンスや命を燃やし尽くして「命懸けで楽しんでいる人」が大好きなのです。

 

だから、そういう射手座は「あ、そこに道がないんだ。じゃあ作ればいいじゃん。納期は3日後ね」というむちゃくちゃを、自分にも他人も要求します。「大丈夫。命賭ければできるから(ニコッ)」ってやります。「え、なんで命賭けないの?命賭けないなら帰れよバカ」ということもすごく普通に人に対して要求するところがあります。温度が燃え上がらないものにダラダラつき合わされて、自分の人生の時間を1秒でも無駄にされるのが本当に嫌なんですね。

 

だから射手座の恋愛なんかも「惚れたら一直線」です。惚れた人や案件に対してあらゆる障害があろうとも関係なくなります。「それはやってから軌道修正していけば良い」という感覚があるからなのです。

 

射手座の世界観について話すとキリがなくなるのでこれぐらいにして(また今度違う場面で喋りますね)、2016年のこと。

 

さっきもお伝えしたように「自分のチーム」を求めてきました。

 

あなたが理想の世界を求める気持ちは変わりません。でも、その理想の世界を「チーム」で目指すことをここ数年ものすごく強くあなたはやっているのです。いわゆる「単独登頂」じゃなくて、みんなで登頂を目指すという世界を実現しようとします。だから今まで以上に強く周りにいる人とか「みんな」と関わろうとしていってるのです。

 

だから、一つの山を登るための地図の確認、計画の立案、お菓子係を決める、宴会部長を決める、自分もたまにお母さんみたいになってみんなにご飯を振る舞ってあげたくなる、友人の一人として悩み事を相談するとか、だから、そういう地道な「自分の周りにいる大好きな人たち」のためにコツコツやっている姿を見て、昔からの付き合いがある人からは「やさしくなったよね」とか「丸くなったよね」と言われることもあると思うのです。

 

あなたは言い訳をする人ではありません。自分が全力の炎を燃やしてダンスが踊れていない、つまり、「今の生活になんとなくのマンネリ感を感じ始めた」と感知したら、自分がもう一度「全力で楽しめるためには何をしなければいけないのか」ということを徹底的に追求します。

 

射手座がすごいのが、たとえ自分に望まない出来事が起きたとしても他人のせいにはしないのです。「それを知らなかった、それをなんとかできなかった自分が悪いんだ」と自分の責任だと思い、またキャンプ道具を背中に積み込み、「自分にできること」を求めて旅立ちます。

 

2016年はあなたにとって「どんなに頑張ってももう燃え上がらない炎」をどこかで感じたところもあったと思います。でもあなたはすごい。あなたはその「今までは大事だった理想の炎」とは距離を取り、また火を持ってウロウロし始めました。

 

「私を燃やしてくれる炎があって幸せ」

 

その感覚を2017年も大事にして下さい。そしてバカみたいに人に尽くしてあげて下さい。必ずその尽くしたものが返ってきます。

 

私の根っこには「ぶっこみ上等」のヤンキー体質があるので、ちょっと全部の星座に対するメッセージが最終的にいつも「やるだけやって死のうぜ!楽しんで生きて、それで死ねたら最高じゃない(ニコッ)」という過激なものになりがちなのですが、それをいつも全力で楽しんで受け止めてくれるのが射手座の人達だと信じております。これからもよろしくお願いします。

 

ということで後は山羊座と水瓶座と魚座ですね!もうちょっとだけお待ちを!