今回2016年を振り返ってで取り上げたいのが牡牛座です。

 

牡牛座にとっての2016年って、この年だけではなくてなんとなくそれまでの3~4年間ぐらい「流れてきた」という印象があるのです。

 

たとえば、人生の行く道って

 

「目的地を決めて、それに合わせて順路を決めていく」

 

というパターンと

 

「なんとなくこっちの方が面白いから」とか「本来は違うところを目指していたけど、何か不思議な流れに巻き込まれてこっちに来るようになった」

 

というパターンというのがあったりします。

 

そういう意味でいうと、牡牛座が2016年を含んだこの4年間(大体2014年ぐらいから)でやってきたことって後者の「なんとなくこっちの方が面白そうだったから」という、ちょっと「自分であれこれ事の良し悪しを決めず、運命に委ねる」というような色合いが強かった気がするのです。

 

そういう後者のパターンって起業家の人とかによくあるパターンなのですが、ほら、世の中の起業家の多くって(これはあくまで僕が会ったり聞いたりしてきた範囲で言います)、はじめから明確に「こういうことをやりたい!」と思ってやってきたというパターンがあったわけではないような気がするのです。

 

そういう感覚よりかは、色々な魅力的な人にあったり、何かよくわからない「その時たまたま用意された濃い体験」というような面白い経験をしていく中で、「どこに進んでいるのかはわからないけど、でもなんとなく今進んでいる私の流れは間違っていないような気がする」という感じが強くなる。そして、あるタイミングで「あ、多分これは自分がやらなきゃいけないことなんだ」と、自分のやるべき形に辿り着いたりする。

 

話を戻すと、牡牛座の人がこの4年間ぐらいの時間の中でやっている流れってこの「なんとなくこっちなような気がする」という感性に導かれてやっているところがすごく強い気がするのです。

 

ちょっとここで違う話を挟みたいのですが、個人的な話をします。僕がまだ全然しいたけ占いというものを初めて駆け出しの頃なんですが、その時にものすごく、一番熱烈に応援してくれた友人とか知り合いが全員牡牛座だったのです。

 

牡牛座の人って「まだ形にはなっていないけど、これはセンスがある」(←自分でセンスがあるって言っちゃいました問題)というものに対してものすごく見抜いて応援してくれるすごい有難い存在なのです。

 

牡牛座って何か「命がけの温度の熱さ」とか「これは絶対に面白くなる」というような、

 

「まだ形にはなっていないけど、とにかく熱を感じるものや人」

 

に対してものすごく敏感に反応するアンテナを持っていると思うのです。そして、そういうものを損得抜きにしてとことん応援してくれたり、なんでもやってくれたりする。牡牛座が好きな世界って「良い大人が子どもみたいに本気で打ち込んで、本気で楽しんでいる」というような形を壊した世界でもあるから。

 

それで面白いのが、牡牛座って「何かを熱烈に応援したり、追いかけたりしている」ということをやるんだけど、ものすごく気分屋でシャイなところもあるから「今日は面倒くさいからいいや」って急に来なくなったりもします(笑)

 

2016年までの4年間、そしてこれから迎えていく2017年って、何か牡牛座って「熱に導かれる」というのがより一層強くなっていくと思います。

 

根拠はないけど、面白そうだから。熱を感じるから

 

というものや人に自然に引き寄せられていく。そして

 

私ならできる

 

という根拠のない自信が、熱に触れていくうちに確かな自信になっていく。そんな2016年→2017年の歩みを進めている気がします。

 

頑張って大好きとか「面白い」と共にあって下さい。