12星座小話シリーズとして今回は「牡牛座の世界が変わるタイミング」について話をしていきたいと思います。

 

牡牛座の人たちは「忍耐」がすごいけどやっぱりすごく強いところとすごく繊細・デリケートという二面性ってやっぱりすごくあります。

 

たとえば牡牛座の人って、好きな人を喜ばせるためにすごい準備をして準備をして、シミュレーションをして、その人が好きなものをリサーチしてということをやります。そして、実際にそれをやって、「あ、あと1回会うとこの人とは良い感じになるだろうな」という“あと一歩”のところで急に尻込みする自分も出てきます。

 

ものすごく好きで、迷いなく好き!というものを除いて、「最後の一歩」は相手から詰めてきて欲しいという気持ちがどこかにあります

 

牡牛座の人たちがよく言う台詞って、表裏があります。

 

「大丈夫だよ!(大丈夫ではない。察して)」

「好きだよ!(←これは嘘をつかないです。好き嫌いに関しては絶対に嘘をつかないから)」

「悲しい(←本当はもっとわかってもらいたかったけど、わかってもらえなかったケース)」

 

そして「あの人はいつも一人で自分を追い込んで、強いな」と思われている牡牛座も、やっぱり理解されたいと思う時はあります。「理解をされたい」と思っているんだけど、その「理解のされ方」がよくわからないというところがあるのです。

 

なんでここまで牡牛座には「あと一歩の踏み出し」を苦手としているところがあるのか。

 

それは牡牛座の世界が

 

「100%好き」「100%嫌い」という世界で構成されているからだと思います。

 

だから、「100%好き」という確証を自分が得るまでは、答えを急ぎたくないという本能が強くあるのです。「好きになったものを、100%嫌いになってしまうのが怖い。それだったら友達関係のままで、大事な友達の一人として付き合っていきたい」という気持ちもあります。

 

では、牡牛座が自分の「思い過ごし」の世界から出て、アクションを起こすことってあるのでしょうか。

 

それはまず強い自己否定から入るかも知れないのです。「こんなんじゃ、自分はダメだ」って徹底的に自分の全てを否定したり、見直したりします。それは他の人達からみたらものすごい激しいやり方をします。

 

その自己否定の後ですね、自分がこれまで「ルール」とか「ポリシー」としてやらなかったことをやりだします。これも良い意味で。

 

牡牛座ってそこまで自分を追い詰めないと「自分の本音」が出せないのです。その激しさを繰り返した時に、もう少し楽に自分の本音を出せていけます。

 

最大のチャンスをつかむために、わざと自分で自分を追い込んでいる牡牛座の人がいたら周りにいる人たちは見守っていてあげて下さい。最大のチャンスをつかもうとしている牡牛座はちょっと荒れています。余裕の無さがすごくわかります。

 

何か自分を変え、そして行動を起こすために彼ら・彼女らは自分を追い込んでいるからなのです。器用に動けるタイプではなくて、行く時は一気にの人たちだから。

 

だから、牡牛座にとって「破壊」が自分の身に起きてきた時はチャンスです。もちろん辛いんだけど、ちょっとM気質はあると思っていて下さい。

 

しいたけ占い 12星座でわかるどんな人ともうまくいく方法(マガジンハウス社)

 

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