個人的な感想なのですが今年ってやはりすべての人にとって激動の年だったような気がするのです。僕個人の話でも毎月「落ち着く」ってことがなかったんです。こんな年は初めてでした。

 

2016年に何があったかというと

 

「自分が、今までの自分でいられなくなった」

 

というのが、それぞれの人にとって強く起こったんじゃないか。

 

良い意味でも、悪い意味でも付き合う人や、自分が取り組む問題に対して「無関係」でいられなくなった。自分だけが面倒くさいことに巻き込まれないようなバランスでいることが難しくて、自分から動いてバランスを壊したり、または人から壊されたりすることが多かったと思います。

 

バランスが壊れることってとても辛いことでもあります。「でも大丈夫!」なんて無責任な楽観視をここでするつもりもないです。

 

でも、僕がここで言いたいのは一つで、

 

バランスが壊れた経験をされた方。

 

「前に向かった一歩」だと思って下さい。

 

次のレベルにある「幸福」って今の自分のレベルでは扱えないことが多いのです。だから自分を壊して前に進まなければならなかった。

 

レベルが上がる時に人は無傷ではいられません。

 

僕は「無傷ではいられなかった」という選択をしてきた人の方が圧倒的に人間として好きです。

 

それは「余計なこと」をしてきた人だし、余計なことをすればすごく疲れるし、それで感謝もされないこともあって寂しい時もある。

 

でも、そういう傷って無傷でいるよりもよっぽど素敵だから。

 

だから、もう少しだけ頑張ってみんなでこの2016年の年末までを少しでも素敵な時間にして締めくくりましょう。

 

僕はとりあえず2016年に走りきった人やぶっ壊れた人に「お疲れ様でした」と伝えていきます。

 

「お疲れ様でした」と「ありがとう」は自分にとっても今年生きる力になりました。本当にどうもありがとうございました。皆さんに会えて、とても幸せです。

 

しいたけ