エコモマイ!ALOHA CAFE  

vol.29 新紙幣登場!&SDGs 海の日特集波 

2024.7.14 再放送

 

その2 

 

さて、本日のメニューは 

「7/3 いよいよ新紙幣 登場!」札束札束札束

「7/15 SDGs 海の日」特集 

店主のひとり語りでお送りします。

 

長いので、ブログは2つに分けて。

後半の海の日特集

 

SDGsを知ろう!のコーナー

この番組のテーマは「ハワイ、海、環境。子供たちに残したい美しい海と地球を守ること」このテーマをもとにみなさんと一緒に考えていきたいと思います。

 

環境問題は規模が大きすぎて考えると気が遠くなりますし、どうにもできないなあと思って悲しい気持ちになります。

地球で生きる以上、関わらない人はいないです。

未来を生きる子供たちのことを思うとそんなこと言ってられないので

今日ひとつでもいいから自分のできることをしましょう!

 

前回からこの「SDGsを知ろう!コーナー」を初めて2回目です。 

目標1「貧困をなくそう」でした

 

2回目「7/15 海の日」ということで「SDGs目標14.海の豊かさを守ろう」

5つのPの Planet の中に入っています

 

「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用すること」です。

 

文章がちょっと固いんだよね

だから私は子ども向けの本を買いました。

 

地球の70%は海

水の惑星地球 宇宙から見ると青く美しいと言われますね。

その地球はいま大変なことになっています


SDGs目標14では以下のことの実現と促進を目指しています。

  • 漁業従事者の雇用を守る

  • サンゴ礁壊滅の危機を食い止める →ハワイに行く人は日焼け止めの成分の規制がありますから気を付けてください

  • 海洋資源の持続可能な利用でいまだ貧しい島国の経済的利益を増大させる

  • プラスチックごみの廃棄や漁業の乱獲による海洋資源や生物の減少を食い止める

 

*まずは、海洋汚染です。

 

海洋汚染はかなり深刻な状況となっています。海洋汚染の原因は後でご紹介するプラスチックごみのように私たちが暮らしの中で出るものばかりではなく、海岸またはその近辺に不法投棄されているごみも含まれています。

不法投棄は当然法律により禁止されていますが、それでも後を絶ちません。プラスチックだけで見ても、世界で58%~62%が不法時で焼却されているのが現状です。不法投棄の中に含まれているごみは例えば、釣りをする人が使用する釣り糸や浮きなどの釣り道具、海岸でのポイ捨てなど。

他には、船舶事故による油の流出も海洋汚染の原因の一つとなります。

油は海洋生物を死滅させてしまう要因になるだけではなく、海洋環境そのものを脅かします。

油の流出は事故だけではなく、取り扱い不注意が半分以上を占めているのです。

取り扱い不注意の内容としては、バルブ閉鎖不確認やタンク不計測などになります。

 

*海の生き物が絶滅の危機に直面している現状に、魚の獲りすぎが原因と言われています。
現在、健康ブームが高まり肉より魚を食べる人が世界中で増加傾向にあり、

加工や保存・輸送技術の発達によって、より多くの魚介類が消費されるようになったことから、

魚を獲る量が増加し、結果として魚の量が減ってしまったのです。


現状の世界の海の資源としては以下のデータがあがっています。

  • 十分利用している海の資源:58.1%

  • 魚を獲りすぎている海の資源:31.4%

  • 魚を獲る余裕がある海の資源:10.5%

 

また、違法行業や乱獲などの被害も多く、今後このような過剰資源の利用が続けば、海洋資源は減少し続け、

やがて安定的な供給どころか海洋資源が利用できないといったことも予想されるでしょう。
ですので、国際社会による協調した資源管理を必須であり、現在の課題となっているのです。

 

 

*プラスチックゴミ

 

現在、プラスチックというのは国民の身近なものとなっており、何を購入してもプラスチックがごみとして出ますよね。
そのプラスチックの生産量は、50年間だけで、20倍以上に増加しているというデータが出ており、

その多くはリサイクルされずに海に流れてしまっています。
「海のプラスチックごみの量は2050年には魚の量を上回る」と言われているほど。
そして、大量のプラスチックごみは、以下のような問題を引き起こす可能性があります。

  • 生態系を狂わせる

  • 安全な船舶ができない

  • 漁業や観光が衰えていく

  • 海岸近くに暮らす人々に悪影響が及ぶ

プラスチックごみが海の生き物に与える悪影響は深刻で、

プラスチックをエサと間違えて食べてしまう魚や海鳥は後を絶たず、さまざまな被害が出ています。


出典:環境省|海洋ごみとマイクロプラスチックに関する環境省の取組

 

SDGsの本によると

日本がプラスチック廃棄量世界で第2位!

アメリカに次いでプラごみ大国って知っていますか?!

これは大問題!ガーン

 

*サステナブル・シーフードって?知ってますか?

サステナブル・シーフードとは、MSC認証やASC認証のラベルが貼られた水産物を指します。

 

「SDGs 14.海の豊かさを守ろう」を実現させる取り組みとして、MSCやASCという認証制度があります。

MSC認証は、海の環境に配慮した魚の獲り方を守っている水産物に与えられる認証ラベルで、

「海のエコラベル」と呼ばれるものです。

ASC認証は、環境や地域社会に配慮した養殖業で生産された水産物に与えられる認証です。

いずれも、現場から加工流通のプロセスまで、厳しい審査をクリアできた水産物のみに与えられるものなので

これらのラベルが貼られている水産物は、環境や人に優しいものと判断できます。

MSC認証やASC認証のラベルが増えていくことは、持続可能な水産業が取り組まれている証拠です。

 

お買い物の時にMSC認証やASC認証のエコラベルが貼られているかよく見てみてくださいね!

 

このようなラベルも指標になりますが

大切なのは地産地消。畑のものもそうですが

地元で獲れたものを買う、お店ならそういう食材を使った食事も大切ですね

また、旅行で行った時にも地元のものを頂きたいですね

 

*私たちにできること

小さいことですが、やらないよりやろう!

  • マイエコバックを使用し、レジ袋はもらわない

  • プラスチックのストローは使わずに飲む

  • マイボトルを使用し、ペットボトルやストローの使用を減らす

  • ビーチクリーンや河原の清掃活動に参加する

  • 魚を買うときは認証マークのついた商品を選ぶ

  • 海の生物に興味関心をもつ

  • ペットボトルやゴミをリサイクルに出す

 

*終わりに

「SDGs 14.海の豊かさを守ろう」を実現させることは、命の源である海を守るために重要です。

海の命は私たちの命といっても過言ではないほど、海からたくさんの恩恵を受けています。

海の豊かさを守るために、私たち一人ひとりも考えて行動していきたいですね。

「SDGs 14.海の豊かさを守ろう」を実現させる行動を、子どもと一緒にできることからはじめてみましょう。

 

うお座 うお座 うお座 うお座 うお座

 

放送を聴いてね!


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