こんにちは。しいなです。

 

日本が抱える問題の一つに「高齢化」があります。 

実は、この高齢化問題は人間に限らず犬にも言える問題だそうです。 

しかも、高齢者が老犬の介護をする老老介護も増えているんだそう(>_<) 

 

また、老犬の介護を一人暮らしの高齢者が行っているケースも増えているそうで、今後も無視できない問題となっています。 

 

そこで今回は、犬の老老介護について介護の難しさや解決方法などについて紹介していきたいと思います。 

家族の老老介護(犬)で悩んでいる人や一人暮らしの老犬の介護に不安を感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

深刻化する犬の老老介護

 

 

犬種にもよりますが老犬と呼ばれる年齢は一般型犬で10歳頃、大型犬で8歳以上となります。

医療の進歩やペットフードの品質向上により犬の平均寿命はここ10年で0.7歳ほど延びています。

一見小さい数字に見えますが人間の年齢に換算すると4~5歳分にあたる数字です。 

 

同様に、人間の平均寿命も年々延びており総務省統計局の調べによると2019年から2020年の1年間で高齢者の割合が28%ほど増えています。  

犬の老老介護が増加する理由🐶

犬の老老介護が増加する大きな理由にこの寿命の長さがあります。
 

飼い始めた頃はここまで長生きするとは予想できず、
また今よりも老老介護が深刻化していないことから老老介護のことを考えず犬を飼った結果、老老介護に繋がったという理由や、

長年飼っていた愛犬が亡くなってしまいその寂しさから老老介護覚悟で犬を飼い始めるケースもあります。

 

ペットを新しく迎えいれることは決して悪いことではありません!
むしろ、快く迎え入れてあげることで売れ残り防止に繋がることもあります。

 

ではなぜ、犬の老老介護は問題視されているのでしょうか?

そこには老老介護の難しさが関係しているみたいです。

 

老老介護(犬)の難しさ

 

老犬になると人間と同じようにサポートが必要になります。

 そのサポートが高齢者には難しいことが老犬介護問題の発端となっているようです(´;ω;`)

老老介護(犬)の難しさ『生活面のケアが困難』

犬の老老介護で1番難しいと言えるのが生活面のケアです。 

老犬になると様々な病気を発症しやすくなり、その都度、症状にあったケアをする必要があります。 

 

例えば、ヘルニア等で神経障害を発症すると寝たきりの生活になってしまうのですが、老犬は短時間で床ずれが起き皮膚を傷つけてしまうので適度に寝返りをうたせてあげることが必要になります。

 

 また、自分でご飯を食べるのが難しい場合、シリンジなどで少しずつ食べさせてあげたり、飲み込む力が弱い場合にはペースト状やスープ状にしてあげるなど食事のケアも必要になってきます(>_<) 

 

このように老犬は健康な犬よりもケアすることが多くあり想像以上に大変なものです。 

そのため飼い主が高齢だと上手くケアできず最後まで寄り添うのが困難となってしまうのです。

老老介護(犬)の難しさ『排泄介護』

老犬になると肛門や膀胱周りの筋肉が弱くなりトイレまで間に合わずその場で排泄しまうことがあります。 

 

家を清潔に保つためにもこまめな掃除が必要になるのですが、高齢者にとって毎日の掃除は体力的にも難しいものがあると思います。 

足が悪いとサッと動くのも難しいですよね(>_<) 

 

老犬だからといって排泄機能が失われることはありません。 

人間と同じように毎日起こる生理現象なのでしっかりとケアしてあげる必要があります。

老老介護(犬)の難しさ『散歩』

 

犬にとって散歩は欠かせないものです。 

それは老犬も同じで散歩をすることでストレス発散・日光浴・筋力アップに繋がります。 

 

老犬の散歩時間は1日1~2回を目安に、最低でも1回あたり10分が適正だと言われています。 

 

時間だけ見ると短いですが、動きたがらない老犬を散歩に連れ出すのは結構な体力を消費します。 

そのため、老犬を散歩させるのが億劫と感じる高齢者も多いようです。

老老介護(犬)の難しさ『飼い主が認知症を発症しやすい』

老老介護の場合、犬だけでなく飼い主も認知症を発症しやすくなっています。

もし、飼い主が認知症を発症してしまうと老犬の健康状態をしっかり把握することが難しくなります。

 

実際に認知症の飼い主が老犬の怪我や病気に気がつかないというケースは珍しくないそうです。

ましてや一人暮らしだと老犬への気配りがさらに困難となります。

同じタイミングで認知症を発症してしまう可能性も老老介護では否定できません(>_<) 

老老介護(犬)の難しさ『経済的な問題』

高齢者のほとんどが年金生活だと思います。
年金は入ってくるお金が決まっており金額も多くありません。
 

ところが、老犬を飼っていると治療代や薬代、老犬用のペットフードなど何かとお金がかかるもの(>_<)

また、老犬用のおむつなど継続的に購入する物も多く、経済的にし支払い続けるのが難しくなってくることもあります。

老犬がかかりやすい病気

 
老犬は免疫力が弱っていることから複数の病気を抱えることもあります。
ここで老犬に多い病気のうち、代表的なものを紹介します。

💉心臓病

加齢により心臓の機能が低下しやすくなっています。
大型の老犬は血液が逆流してしまう「僧帽弁閉鎖不全症」に、
小型の老犬は心臓の筋肉に異常が起こる「心筋症」になりやすいと言われています。
どちらも放っておくと命に関わる怖い病気です。

💉慢性腎臓病

歳をとると腎臓の組織が老化し体内の老廃物や有害物質を尿として上手く排出できない慢性腎臓病になりやすくなっています。
腎臓は1度衰えてしまうと機能が回復しないので慢性腎臓病は長く付き合っていかなければならない病気です。

💉糖尿病

私たち人間もなりやすい病気の糖尿病。
老犬も人間と同じようにインスリンと呼ばれるホルモンが不足することで代謝異常を引き起こします。
進行すると白内障や腎臓病といった合併症を引き起こすことがあります。
 
この他にも老犬に起こる病気はいくつかあります。
どの病気も早めの治療が命取りになるので少しでも体調に変化がみられた時は動物病院に相談しましょう。
 
🟠老犬がかかりやすい病気🟠
★心臓病
★慢性腎臓病
★糖尿病
★認知症
★皮膚真菌症
★歯周病
★白内障
★外耳炎

一人暮らしをしている高齢者は7割!

年々、高齢化が問題となっている日本。
一人暮らしをしている高齢者の男女の割合は女性の方が多く7割を占めているそうです。
ただ、男女関係なく一人暮らしをしている高齢者が多いというのが今の現状。

先ほどもお話しましたが老老介護が増えているのは一人での生活が寂しいという理由から。
心のよりどころを求めて犬を飼い始める人が増えています。
 
今はインターネットや宅配サービスが充実しているため一人暮らしでも問題なく暮らせる時代です。
離れている家族と簡単に繋がれるとはいえ、それだけでは寂しさを埋めることができないのかもしれません(´;ω;`)

高齢介護をしている世帯の半数以上が老老介護という現状😲

1人暮らしをしている高齢者も多いですが、老老介護をしている高齢世帯も多いというのが現状です。
平成30年(ちょっと古いですが・・)の国民生活基礎調査によると日本の老老介護の割合は、高齢介護をしている世帯の半数以上を占めるそうです。
この割合は30年以上増え続けているので今はもっと多いはず。
 
体力の少ない高齢者が介護をすることは心身ともに辛いもの。
これは私の憶測ですが、老老介護の癒しや認知症予防として犬を飼い始めた世帯が結果として犬の老老介護に繋がったということもあると思います!
 
人間の老老介護も犬の老老介護も見過ごせない問題なのです。

老犬の介護は一人暮らしでもできる?

 

一人暮らしの老犬介護は想像以上に難しいと思います(>_<)

 

老犬は一日の中で体調が急変したりと症状の変化が現れやすいもの。 

認知症を発症すると意味なく夜鳴きしたり、突然逃げ出して徘徊したりなど最低でも4時間に1回は様子を見てあげる必要があります。 

そのため、一人で老犬の介護を全てこなすと飼い主の生活に支障がでてしまうことが。


また、飼い主が病気や怪我をするとその間老犬の介護ができなくなってしまいます。

老犬の介護はやることが多岐にわたるので、できることなら老犬の介護は一人暮らしよりも誰かと一緒に行う方が安心です。

 

老犬の介護でお世話ですること🐶・食事の介護
・お風呂の介護
・散歩のサポート
・寝たきり、床ずれへの対応
・室内のバリアフリー化
・認知症への対応
・無駄吠え、夜鳴きへの対応
・口、歯のケア

老犬の介護を一人暮らしでする時の準備

とはいえ、どうしても一人で面倒みなければいけない時がありますよね。

 

それに、犬の老化症状は気がつきにくく、ある日突然、老犬の介護が始まることがあります。

もし急に老犬の介護が必要になったら焦らず以下の準備をするようにしましょう。

 

≪一人暮らしでの老犬の介護│準備≫

  • 老犬がゆったりとくつろげる場所を確保する
  • 老犬用おむつの準備
  • 老犬用食事の購入
  • 食事サポート器具の準備
  • ペット確認用カメラの設置
  • 床ずれ防止マットの設置
  • 老犬介護の専門書の購入

一人暮らしの場合、犬が急変したとき近くに頼れる人がいなく不安になると思います。

不安からくる焦りは老化症状を悪化させてしまう原因に繋がるので、まずは落ち着いて老犬の状態をみてあげましょう。

老犬の介護は一人で抱え込まないことが大切

 
一人では老犬の世話をできないという理由から動物収容所へ預ける人も増えています。
殺処分される犬は年々減ってきてはいますが、それでも年間五千頭以上という数の犬が殺処分されています。
 
また、最近は悪質なペット引き取り業者も増えています。
引き取る代わりにお金をもらい、表では良いように見せていますが実際は不衛生な環境で、散歩にも行かせず、食事も与えず虐待行為を繰り返していることも。
 
収容所に預けることだけが選択肢ではありません。

老犬の介護で悩んだ時は一人で抱え込まず、老犬ホームのような施設に頼ることが大切です。

頼ることは飼い主だけでなく老犬のためにもなります。 

 

老犬ホームの中でも特におすすめなのが『THEケネルズ東京』です! 

 

「半年間の全日預かりプラン」や「5日間の預かりプラン」など充実したプランが揃っており、飼い主の都合に合わせてプランを選ぶことができます。 

 

また、サポート体制も万全で24時間有人であることや定期健康診断をしてくれるなど安心して預けることができます♪ 

個人的には、自宅への送迎をしてくれる送迎付き面会が良いなと思いました(*´ω`) 

 

そして、公式Instagram公式TikTokでは施設の様子を随時更新しています。 

どんな雰囲気なのか事前に知りたい方はこちらも要チェックです(*’ω’*) 

 

引用:Instagram 

 

THEケネルズ東京では、現在秋のキャンペーンを開催しており『新規限定!初回ステイorショートステイ50%OFF』とお得になるみたいですよ!
スイートルームも対象なのだそう(*´ω`*)

 

家族の老老介護(犬)に悩んでいる人、一人暮らしの老犬の介護に不安がある人は、まずはキャンペーンを利用してお試ししてみるのが良いなと思います♪

 

老犬をペットホテルに預けるメリット

・飼い主の負担が減る。

・飼い主の自由な時間が増える。

・犬の老老介護の悩みをプロに相談することができる。

・老犬に正しい介護を受けさせることができる。

・適切な介護方法を教えてもらうことができる。

・老犬のフィットネスができる。

老犬を預けることは「かわいそう」じゃない!むしろ老犬にとっては安心できる場所!

老犬ホームと聞くと「飼い主と離れるからかわいそう」とイメージを持つ方もいるかもしれません。
確かに慣れない環境下で過ごすことは多少のストレスがあると思いますが、老老介護の場合は家で介護しているよりも断然安心できる場所だと思います。 

 

まず、老犬ホームには犬の介護に精通したスタッフが常駐しています。
急な体調不良の時も病院に搬送されるまでの間に応急処置をして救命率の向上を高めることができます。

 

一方、自宅で老老介護をしている場合は急病の老犬を自力で病院へ連れていかなければなりません。 

普段から運転している飼い主であれば問題ありませんが、飼い主も高齢で免許返納をしているとなると病院への足がなくなってしまいます。

 

今はペットの救急車もありますが一部地域にしか普及していない状況です。

 

老犬はいつ体調が急変するか予測ができないものです。

持病がある場合はとくに老犬ホームに預けると安心だと思います。

 

老犬ホームを利用するのは初めてで少し抵抗があるという飼い主さんは、トライアルコースを利用したりスタッフに一度相談してみるなどお試しで気軽に利用してみてはいかがでしょうか?(*‘ω‘ *)