こんにちは。


あの地震から13日が経ちました・・・。


巻き戻したくても巻き戻せない時間。


あっという間のような、長かったような、そんな気持ちです。







東北関東大震災。



今なお、ご家族・ご友人・親戚の方々の安否が確認できていない人が大勢おります。



救助隊の方々、物資を届けて下さる方々、原発の地で頑張っている方々も大勢います。







私の大船渡の親戚は、


祈りが通じ、皆無事でした。


ご心配して下さった皆様、本当にありがとうございました・・・!!!


大船渡の親戚一家は、地震発生時、皆バラバラな所にいたそうですが、地震後すぐに高台近くにある自宅に集まって無事だったそうです。


先日、避難所にある公衆電話から無事を伝えてくれ、その後、一関の叔母が物資を持って現地へ向かい、無事を確認。


その後、「お風呂に入りたい・・・」との事で、私の実家へ一家でお風呂に入りに来ました。


実に一週間ぶりのお風呂。


実家へ来た当時、大船渡は、電気は通っているものの、水道は断水。


現在は、水も通って、ドコモの携帯電話も通話できるようになりました。


連絡が遅くなった事については、「家族が皆そろっているのに、自分よりもっとひどい状況の人がたくさんいるのに、それをさしおいて電話に並べなかった・・・。」


と言っていました。


親戚の顔を見たとたん、涙があふれて止まりませんでした。


本当に、生きていて良かった・・・!!


「なんにも・・・なくなったよ・・・」


と、涙をこらえて自分の住んでいる町の状況を話している叔母の背中を、私はさすってあげる事しかできませんでした・・・。


地震直後から二日間は避難所にいて、それから家へ戻ったそうです。


避難所ではおにぎり一個・次の日は一袋に何本か入っているタイプのパンの一本だけ、一人ずつに支給されたそうです。


家は無事でも、どろぼう・車上荒らしが多発しているという事もあり、家を空けておくのが怖い状況で、


車の見えるところに金目の物を置いておけば車のガラスを壊され、盗まれるのだそうです。


この日も、数日食べていけるくらいの食料や米を持たせ、明るいうちに災害の地へと帰って行きました。


避難所から近くの温泉地までバスがでているのですが、それに乗れるのは避難所にいる人だけで、温泉に入れるのも、避難所に避難している人優先なのだそうで、家が無事な人は温泉地まで行けないとの事・・・。


もちろん物資は、一般家庭まで回って来ないのです。


被災地は避難所にいても、家にいても、どこにいても過酷だと言っていました・・・。




釜石で教員をしているいとこは、新婚夫婦なのですが、アパートは全て流されたものの、二人とも無事でした。


新婚家庭の家財道具や思い出が皆流されて、とても辛いでしょう。。。


先日、いとこの母が、釜石へ服や食料を持って行って、二人の無事を確認したそうです。





それから・・・・・


旦那様の親戚。


私の結婚式で、仲人をしてくださった方の息子さんが、


先日遺体で発見されたとの事・・・。


たまたま陸前高田へ仕事で来ていたのだそうです。


36歳。


「見つかっただけでも良かった・・・」


そう言っていた伯父さんの言葉が頭から離れません。


本当に、悔やんでも悔やみきれない現実に、私はまだ向かう事ができないようです。





テレビでは普通の番組も始まっています。


でも、絶対、被災地の事を忘れないで欲しいと思います。





こちらは毎日、余震が続いてます。


先日は、コー様とお風呂に入って、コー様の髪を洗っている時に震度4の地震が来ました。


コー様がとても怖がっていたので、急いで髪を洗い流し、


「ゴーカイジャーもオーズもプリキュアも悟空も、ルフィもチョッパーもみーんな来て、地震やっつけたから、大丈夫だよ!!!」


って言ってあげました。


それからは、余震が来てもコー様は「皆がやっつけてくれるよね?」って、笑顔で言ってきます。


子供の心を安心させてあげられるのも、親の私の役目。


私がいつまでも悲しい顔をしていられないと思った瞬間でした。





普通の暮らしができている方は、


今を笑顔で精一杯生きる事が、今後の復興につながる事だと、私は思います。


節電は大切だけど、何でもかんでも自粛したって、始まらない。


悲しみに包まれて、日本経済をいつまでも止めているわけにいかない。


皆で笑顔で。


頑張ろう!!






今日から始まった、選抜高校野球。


青空の元、若さあふれるプレーに、心打たれました。






そして、


昨日甥っ子が、


「高校合格」


という嬉しいニュースを持って来てくれました。






コー様も笑顔で入園出来るよう、


全ての子供たちが、明るい気持ちで新学期を迎えられるよう、


震災を忘れず、私も前を向いて生きたいと思います。







春は必ず来るよねsei






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