本編前に、先日の出来事を聞いてください
公園に子ども達を連れて行った日。
滑り台の踊り場に小学生5人が陣取ってました。
4歳くらいの子が滑ろうとしゃがんだ、そのタイミングで小学生達が踊り場占拠。
少し高さのある滑り台だったので&いきなりお兄ちゃんお姉ちゃんに囲まれて、怖くなって女の子は泣き出してしまいました。
「みんなの公園だから、止まらずに滑っておいで」と少し焦るというか苛立つような口調で促すお母さん。泣きながら滑る女の子。
少しして、今度は3歳くらいの男の子がお父さんと滑り台を登り始めました。
少し危なっかしいので、お父さんがサポートして踊り場付近までいくと、小学生組が何かを言ってます。すると…男の子を抱っこして苦笑いしながらお父さんが降りてきました。
小さな子どもがいる保護者は様子を見てるかんじです。
そんな空気はお構いなしに、うちの次女ちゃん、「あーぃー!」と言いながら滑り台へGO
次女ちゃんも高さが怖いので一緒じゃないと滑れません。
私も一緒に踊り場付近に行くと、小学生組のなかの1人
男の子①「あ、すみません、ここ使ってるんで」と言ってきました。
で?
とはもちろん言うわけではなく。
私「え?なんで?ここ、みんなの公園やろ?通せんぼするのはあかんやろ(ここまでは大声できつめに言いました)」
と言うと、男の子は面食らった顔。
おそらくは、今までは大人が引いてくれてたんでしょう。そして、他人の大人から怒られたこともなかったのでしょう。周りが凍ってた
私「みんなが遊べるのが当たり前なんやで。滑り台したい子が来たら君らがどかなあかんやろ。小さい子には優しくせなあかんのも一緒やで。お兄ちゃんお姉ちゃんらのかっこえぇとこ見せたって。それを見て、小さい子らはマネするねんで」
よっしゃ決まったー!
と思ってたら、私が小学生組に話してる間に、そこでおやつ食べてた女の子が持ってるベビースターラーメンに、次女ロックオン(母ちゃんのえーとこ見せ、台無しw)
女の子「え?あ、あかんで」
私「あー、こらこら、勝手に人のモノ触らない」
様子をうかがう小学生組
男の子②「あっちの方に行こー!」っと滑りだす。
皆んなもそれに続き、踊り場はもとの平穏を取り戻した
(いや、君たち…そもそも最初からおやつ食べるなら誰もいてないスペースやベンチに行ってね)
次女ちゃんと一緒にやっと滑り降りました
すると、さっき泣いてた女の子のお母さんと目が合います
困り顔のような笑顔
先ほどのお父さんはこちらをチラチラ見てる
いや…こっちの様子見てんやなくて、大人がちゃんと教えんかいっ!
ああいう状況で引き下がったらアカンでしょう
あの小学生組にとっても、「強めに言えば通る」と誤った認識と社会性を身につけて大人になったら…その方がアカンでしょうよ
大人、しっかりせぇ
と思った(自分も含めて)
あの子ども達からみて、「大人かっけぇ〜」て思える大人って、どれほどいてるんだろう
自分の主義主張を通して、肝心なところでは他人任せな大人を見て、子ども達は何を学ぶんだろう
私たち大人の背中を見て、子ども達は大人になる
大人の対応を見て、子ども達は学ぶ
だから、ダメなことはダメときちんと言いきかせ、良いところは目を見てきちんと褒める。
そして、子ども自ら話しだすことを待つ。
それを大事にしていきたいと思いました。
滑り台のあと、追いかけるように小学生組がいてる近くのブランコに行く次女ちゃん
私たちが行くと、男の子①が「なぁ!見て!こんなん出来るねんで」と立ち漕ぎできるのを見せに来てくれました(可愛すぎるw)
私「わー!すごいやん!お兄ちゃんかっこいいね!ね、次女ちゃん」
と話す私を見て、女の子②もやってきます。
女の子②「うち、それよりもっと高くこげんで!」とこれまたお披露目に
たくさん褒めて笑ってると、次女のヘルプマークに気づいた女の子①が「なぁ、これなんなん?」と聞いてきました
私「これはヘルプマークと言って、心や体に障がいがあって、困ってる時に助けて下さい、って知らせるマークなんだよ」
女の子①「ふーん、初めて見た!この子は何か困ってんの?」
私「困ってはいないけど、4歳なったけどまだ喋れないの。だから、もし迷子になったりしたらお母さんに連絡がくるようにこのマークに携帯番号書いてるんだよ」
女の子①「ふーん、そうなんや」
と、マジマジとヘルプマークを見てくれました。
みんなめっちゃ可愛かった
ヘルプマークも認知度上がるといいなぁ
長くなってすみません
次回に本編いきます!
読んで下さってありがとうございました