幼稚園入園を断られた次の日、保健センターの担当者と電話で断られた詳細を話し始めました。
保育園は複数担任制だから次女のことを見れていたけど、幼稚園になると20人強の子どもを担任1人がみないといけないので、次女に注力ができない。次女は気配を消してスッといなくなることがあるので、事件や事故に巻き込まれる可能性もあり、幼稚園として責任を持ちかねる。というのが入園拒否の主な理由でした。
私「一歳半健診でもグレーやったし、保育園でも懇談の時に療育を受けるのは考えてはらへんのですか?って言われてて…。次女のペースで育てばいいと大らかに構えてて…幼稚園入園を断られるなんて思ってへんかって。。。」
御三家(理事長、園長、副園長)に囲まれて宣告されたあの光景がフラッシュバックし、また涙が出てきた。
担当者「お母さん、大丈夫ですよ。よければ近いうちに療育センターの見学に行きませんか?」
私「療育、センター…ですか?」
担当者「そうです一度、どんな所か次女ちゃんも一緒に見学に行きましょうまずはどんな所かを実際に見て知ってもらって、次の話はそれからにしましょう」
私「わかりました。。。主人にも話してみます」
担当者「ぜひ!その時にご都合つく日を教えてください」
電話を切ってしばらく、頭の中がグルグルしてた。
だって、まだ次女は診断がおりたわけじゃない。グレーやのに療育って早くない?
え?それで決まったら、次女は障害児扱いされるの?だって…こんな…確かにゆっくりやけど普通やのに。。。
この頃は、そんな風に思ってました。
自閉症に対する知識もないし、療育のことも何も知らない。
そして、無意識にあった自分の中の偏見。
ここから、私のASDと療育についての勉強が始まるのです
次は初めての療育センター見学、について書く予定です
よろしければ次回もお付き合い下さい