10月に入って少しした頃、幼稚園から電話がかかってきました。

内容は「次女ちゃんの入園でお話があるので園まで来てください」というもの。。。


朝の会が始まって少し静かになった幼稚園に着くと、理事長・園長・副園長の幹部トリオがお出迎えしてくれた。

コの字型に固められた中に座るしぃこガーン

心臓バクバク、冷や汗バァってでた。


「次女ちゃんの願書をお出し頂いたのですが、今の状況だと入園は難しいと思ってます」と副園長に言われ、構えてたことやったけどガーンガーンとショックがあった。


園長を見るとなんとも言えない顔で薄く微笑んでる。理事長は無表情に見返すだけ。。。


気づけば涙が頬を伝ってた。

(止めな!大人なんやし、話はまだ始まったばっかねんし!)そう思うねんけど、そう思うほどに後から後から溢れてきて止まらなくなる。


だって。。。お姉ちゃんと一緒に通わせてあげたかってん。お揃いの制服着て一緒のバスに乗るの見たかってん。2人が園庭で遊ぶんが見たかってん。なんで。。。なんでなん。。。ごめん。ごめんなぁ。。。

そんな思いが頭の中をグルグルして、指先が冷たくなり、足が小刻みに震えた。


長女の通う幼稚園はこども園で、次女はそこの保育園に通っていました。

なので、保育園組は皆自動的に内部進学みたいな感じで年少の年次になると幼稚園に入園するんです。

一般の願書提出日より早めに願書を出して、それで終わり、なのに。。。


保育園からよく幼稚園に遊びに行ったり、先生同士の連絡・連携も密で…だからこそ、次女の様子がよく分かっており、それが…あかんかったんやろなぁ。。。えーん


どうやって帰ったのが覚えてないけど、気づいたら家に帰ってて、気づいたら夕方やった。

泣きすぎて頭が痛い。視界も曇ってる。目も腫れまくり。でも、お迎えに行かなきゃ。


急いで水分補給してアレコレ冷やして、お迎えに行く。まずは幼稚園。「ママー!爆笑」と駆け寄ってくる長女を抱きしめる。

次は保育園。「あーっ!!!爆笑」満面の笑みで駆け寄る次女も抱きしめる。

泣くもんか!この子の為にも、絶対泣くもんか!

込み上げる涙と気持ちに蓋をして、園を後にする。


そうか…こうして2人を乗せてくのも、あと半年ないんか。。。

そう思うと、やっぱり涙が出た。

家に着くまで、少しだけ。。。子どもたちに気づかれないように、気持ちを落ち着かせる為に、静かに泣きながら帰りました泣


ほんでこれから先、どーしたらええの?

頭の中、グルグル。


眠れない日々の始まりでした。