こんにちは🌞

 

 

今日も見に来てくれてありがとう!!!

 

 

 

突然ですが、

 

 

皆さんは

「右」という意味を説明できますか?

 

 

「『舟を編む』のご紹介」

 

 

 

 

舞台は昭和時代、

 

辞書出版の会社にスポットを当てたストーリー。

 

 

出版会社は辞書出版の他にも

 

雑誌の出版や営業部も存在する。

 

その中でも辞書出版はかなり影の薄い部署である。

 

 

 

その辞書出版の部署は4名ほどの人数で仕事をしているが、

 

 

その中でもベテランの職員が退職することとなる。

 

 

 

 

しかし、後釜がいないため、他部署から引き抜くことを考える。

 

 

 

 

もちろん誰でも良いわけではない。

 

 

そこで、提案した探し方が

 

 

「右を説明できますか。」

 

 

の問に答えられる人が条件となる。

 

 

 

そんな中一人の男性にスポットが当たった。

 

「まじめ」と呼ばれるその男性は

 

人との会話が苦手で影も薄く

 

コミュニケーション能力が低いのはひと目で分かった。

 

 

その男性の名は、

「馬締 光也(まじめ みつや)」

 

 

馬締に右の説明を問うて見ると、

 

 

「西を向いたときに、北に当たる方。」

 

 

と回答し、馬締は辞書出版部に引き抜かれることとなる。

 

 

 

しかし馬締はそこで、多くの壁にぶち当たることとなる。

 

 

 

馬締が入った事により辞書制作が始まった。

 

 

辞書を1から作るには約10年以上掛かると言われる。

 

 

 

そして、今回作る辞書というのが、

 

 

「大渡海」

 

 

時代は昭和、

 

 

「チョベリグ」などといった若者言葉が

 

世間に出始めた頃である。

 

 

言葉は常に生まれ、死んでいくものもある。

 

そして、生きていく間に変わっていく。

 

言葉の意味を知りたいとは、

 

誰かの考えや気持ちを正確に知りたいということ。

 

 

それは人と繋がりたいという願望。

 

そんな人たちに向けて辞書を作らなければいけない。

 

 

そんな意味を込めたのが「大渡海」である。

 

 

 

そんな辞書制作に参加してから馬締はあることに気づく。

 

 

「辞書制作は馬締が思っているより、遥かに厳しい作業であり、

自分一人でどうこう出来るものではなかった」ということに。

 

 

そのため、初めて人と協力して仕事をするよう決意する。

 

 

「辞書制作とは言葉を使う仕事、

それなら作る側がその言葉を使わなくてはならない」

 

 

という助言をもらい、

 

人との会話が苦手ながらもコミュニケーションを取っていく。

 

 

馬締はそんな環境の中で、

 

人との別れや、悔しい感情、恋、、、

 

 

様々な感情を少しずつ言葉にし、成長していく物語。

 

、、、、、、

 

 

普段あまり意識していない「言葉」について

 

考えさせられるような映画でした😁

 

 

最初難しい内容かな、と思いながら見てみると、

 

結構ポップなシーンも多く、誰もが見やすい映画でした😆

 

 

本当にド傑作!!!

 

 

ぜひ見てみてください!!

 

映画詳細

監督:石井裕也、主演:松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー