( 【前編】はこちら → ☆ )
さて、病院で処方された通りに
1日2回 プロトピック軟膏 を塗り、飲み薬を飲むと、
赤みやブツブツが みるみる治って行きました。
二週間後に受診した時には かなり治っていたので、
飲み薬は終了、軟膏は1日1回に減量。
順調に治っているかのようでした。
ところが、それから1ヵ月以上が経ち、
「そろそろ軟膏 塗らなくても大丈夫じゃね?」と思い
試しに塗らないでいると・・・
1~2日で、あっという間に再発してしまいます
「おかしいな~・・・
『塗るのを辞めても、再発はしない』って、
先生言ってたのに・・・」 と思いながら
また塗って → 治って → 塗るのを辞めて → 再発、悪化
これって、前と一緒じゃん・・・
そのうち 軟膏がなくなりそうになったので、
約3ヵ月後、再度 Y皮膚科を受診。
軟膏を塗らないと再発する件について相談すると、
「マスク生活が続く限り、塗り続けないと」って言われました。
え~・・・ そうなの?
ってか、マスク生活って、当分 終わりそうにないよ?
で、この時は
「湿疹が落ち着いている時に、
小児用のプロトピック軟膏に変えてみて」
と言われ、濃度の低い軟膏も併せて処方され、帰宅。
その後も、約1ヵ月ほど、
言われた通りに軟膏を塗り続けていました。
ところが。。。
またまた 困ったことが起きました
それまでは、軟膏を塗ってさえいれば
赤みやブツブツは出て来なかったのですが、
顎の辺りに、これまでとは様相の違う炎症が出て来て、
それは軟膏を塗っても治りませんでした。
これは、いよいよ困ったな・・・と思い始めた頃、
「ザ!世界仰天ニュース」で
酒さ様皮膚炎や脱ステロイドが取り上げられ、炎上
私は、問題の番組は見ていませんが、
「ふーん・・・」と思いながら何気にtwitterを検索していて、
偶然 知ってしまったのです。
今 私が使ってる 「プロトピック軟膏」 も、
酒さ様皮膚炎 誘発するんじゃん
そりゃ、治らんはずだ・・・と思い、さらにググり続けること数日。
それで判明したことは、ざっとこんな感じ↓↓
・ 全国的に、この病気を治すことができる皮膚科医は
まだまだ少ない
・ 酒さ様皮膚炎の標準治療の第一歩は、
脱ステロイド or 脱プロトピック
・ 1998年 酒さ様皮膚炎を誘発しにくいということで開発された
タクロリムス軟膏(商品名:プロトピック軟膏)だが、
近年 酒さ様皮膚炎を起こすという報告も上がって来ている
(これは、患者の体質による?)
・ 「皮膚科に行っても らちが開かないので、
自分で海外の薬を個人輸入して治した」という人まで!?
この病気、海外では かなりメジャーな疾患だそうです。
そして、海外だと、酒さ様皮膚炎と診断された時に
最初にチョイスされるような軟膏が、
日本では、なぜか保険適用外になっていたり。
なので、苦肉の策で
その薬を個人輸入しようとしていた、まさに その時・・・
それらの薬を 処方している(もちろん自費)病院を、
偶然 市内に発見したんです
「きっと、酒さ様皮膚炎に詳しいに違いな~い!!」
で、さっそく そのU皮膚科を受診し、
脱プロトピック に踏み切ることとなり、今に至る
・・・という訳です。(泣)