エンジンルームの後半部分は、展示室になっています

エンジンルームの業務に、従事する船員の粗末なベッド。

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乗船客のお部屋

4人部屋です。

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セカンドクラスのお部屋(2等室)

現代の船同様のプルマンベッドですが、壁に固定型ではないので
   不安定で恐いですね。そもそもどうやって登るのでしょう。
  (現代の船は3人目がプルマンベッド、もしくはソファーベッドに
  なります)

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ファーストクラスのお部屋(1等室)スィートベッドルーム

昨夜ゆんち達が宿泊したお部屋のタイプですね。ちゃんと船内電話
  まで設置されています。

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スィートリビングルーム

奥の鏡の下にゆんち達のお部屋にもあった、暖房器具がありますね。

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美容室

長い船旅ですので、髪も伸びてきますね。又ディナーのドレスアップの
 ヘアセットも欠かせなかった事でしょう。

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特別室のグランドピアノルーム

 広いお部屋で、のんびりとルームサービスも可能だった事でしょう。
 実際はもっと広いと思います。展示施設のスペースの関係で縮小されて
 いるようです。

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そして一番お得な価格の、下層のお部屋

ガラス越し撮影に付き、お見苦しい点はお許し下さい。

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下級クラスのお客用のレストラン

上級クラスの方々は、広大なホールレストランでのお食事でした。

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エンジンルームから展示室をグルリと周り、出口から出て来ました

クイーンメリーの歴史は、けして平坦なものではありませんでした。
堂々とした姿を誇った、美しいメリーでしたが、その美貌にある日突然
水をさすような出来事が起こります。1939年9月の事でした。サウザン
プトンからニューヨークに到着した際に、第二次世界大戦が勃発。そのまま
ニューヨークに停留をよぎなくされたのです。

その性能の良さから、同じくニューヨークから出られなくなったクイーン
エリザベスと共に、兵士や食料を輸送する輸送船として戦争に介入して
いく事になるのです。その使命はいかなる事があろうとも、けして停船
する事なく物資や兵隊を運ぶ事でした。その可憐な船体は灰色に塗り
変えられ「灰色の幽霊船」と呼ばれていました。メリー達の性能は
ドイツの追跡船を遥かにしのぎ、ドイツのUボートは最速のメリーに
追いつけなかったそうです。

1945年5月に下った輸送船としてのクイーンメリー最後の使命は
前線のアメリカ・カナダ兵を無事に帰還させる事でした。その数およそ
1万7千人の乗員を乗せたメリーは、無事にその使命を果たしました。

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1946年イギリスの海軍からの徴用を解かれたメリー達は、綺麗に
リニューアルされ、再び客船として、大西洋横断の旅に出ます。

しかし既に旅客機の時代を迎えていたため、客船の利用者は減り
つづける一方でした。そこにクイーンエリザベス2の就航も
加わり、古臭いクイーメリーの人気はドンドン落ちていきました。

そしてついに1967年引退の日を迎える事となります。その後はご存知の
通り、売却されこのロングビーチで余生をホテルとして送る事と
なるのです。

一艘の船の歴史は、一人の人間の人生のように深く、様々な困難で
溢れている事に改めて感動します。あの戦争を戦ってきたのは
何も人間達だけじゃないんです。こうして沢山の物資もその運命を
狂わされたのです。メリー達客船でさえ、その豪華客船のプライドを捨て
幽霊船に化け生き延びてきたのです。もし私がこの船の製造にたずさわって
いたのなら、「こんな事のために、彼女を造ったんじゃない!」と叫んでいた
事でしょう。

初代南極探検船だった「宗谷」あれも元々は軍艦でした。戦後戦勝国
よって、又は戦時中に抹殺された船は数々ありますが、こうして生き残り
第二の船人生を歩む船もいる事、船の運も又人間のそれのように
複雑で奥深いものなんですね。

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「ポセイドンアドベンチャー」というお話をご存知でしょうか

このお話は実は半ばノンフィクションなんです。このお話に出てくる
豪華客船ポセイドン号は、予期せぬ高さ28mの津波に飲み込まれ転覆
してしまいますが、この事件は実はクイーンメリーをモデルに書かれた
ものです。クイーンメリーは転覆する事なく、何とか無事に乗り切り
ましたが、お話のポセイドン号は沢山の犠牲者を出してしまいます。
このお話が映画になった時、このクイーンメリーで撮影されたそうです。
震災の日に福島を襲った津波が15mです。それでメルトダウンしたのですが
28mが来たら恐いでしょうね。確か予期せぬ(現代は予測をたてて航海
ルートを変えます)津波だったため、横に煽られて転覆するんです。
船は波に垂直に船体を向けて波を乗り切るようですが、波と水平では
完全に沈没しますね。

上の写真と現在の船、どこが違うでしょう

  こちらはバルセロナ港に停泊中の、デイズニーマジック号乗船時の
  撮影なんですが、救命ボートの位置が違うと思いませんか。大きさは
  同じ8万トンですが、こちらは屋上ではなく下の方の甲板に取り付けて
  ありますね。そしてクイーンメリーにはどこにもない、客室バルコニーが
  ありますね。昔はバルコニー付き客室はなかったんですね。

  ディズニー船は、あの豪華客船全盛期をイメージした船です。
  おデブで丸みを帯びた船体が多い現代の船ですが、この船は
  まさにあのメリー達に良く似た形状なのです。赤い煙突の形も
  そっくりにマネています。

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本日長文になり、大変失礼しました☆