1年で予備試験に合格したい人へのアドバイス | 理系SEが司法試験予備試験から法曹をめざす

理系SEが司法試験予備試験から法曹をめざす

30代になっても道が見えてこないシステムエンジニアが、突然司法試験を目指したらどうなるのか?

私自身が最終合格していないのに、こんな記事を書くのはおかしい気もしますが。
「1年で予備試験に合格するには何をしたらいいか」
という無謀なテーマに挑もうとしています。

予備試験合格の準備期間として1年はそれほど短いとは思いません。
ただ、余分なことをすると間に合わない、余裕のあまりない期間であると思います。

ここで、余分なことと余分ではないこととの境界は、意外と難しい。
自分の直感や今までの経験でわかるはずもないでしょう。
となると、合格者の体験談の中で共通する点を抽出するしかないわけです。

でも、この作業にあまりに時間をとられると、実際の勉強時間もとれなくなる。
できる限り短時間で、合格者の勉強法の共通項を見つけ出したい。

そこで、司法試験(あるいは予備試験)の好成績合格者(順位1桁)に絞ってみます。
すると、好成績合格者はみな同様のことを考えていて、当たり前な結論にいきつくわけです。

それは、
1.まず原理・原則が大事。
2.そして条文。これをうまく使いこなせるように。
3.条文解釈は趣旨からはずれないように。
4.1~3の上手なお手本は判例だよ。
5.つまり、原理・原則・条文・趣旨・判例が基本ね。これをしっかり押さえれば合格するよ。

具体的な勉強法は、上記のことに注意しながら、過去問を繰り返しやろう。
あと、判例六法(択一六法を推す人もいた)もきっちり使いこなせるように。
ということらしい。

そこで、まとめとして私の実際に使った教材。

択一六法(LEC)
肢別本(辰巳)
試験対策問題集論文(伊藤塾)
過去問集

これきっちりやったら、予備試験に受かる。
そして1年でギリギリ終わる。
(逆にいうと、10ヶ月ではギリギリ終わらなかった・・・)

と、記事を書き終えてみると、たいした内容でもないくせ、4時間もかかってしまったことに気づいたw