『スター告白(스타 고백)』シリーズ、第六回。
今回からJohn-Hoonの大切な弟分、ジョンウォン篇です。
■ チェ・ジョンウォン
思いがけず脚を痛め、ファンの皆さんに心配をおかけしたことを申し訳なく思いながらペンをとる。
病床から窓の外に見えるソウルの夜景は本当に美しい。
歌手デビューしてから、びっしり詰まったスケジュールに追われ、ろくに見ることができなかった、馴染みのない風景でもある。
『スター告白』のために、物思いにふけっていた僕は、いつしかソウルの夜を眺めながら、走馬灯のように過ぎていく想念にとらわれていた。
読者の皆さんも、時には夜空を眺める余裕を持たれるといい。
僕の告白を始める。
僕は81年5月1日、ソウルのサダン洞で生まれた。
僕を生む前、母が見た胎夢(注:妊娠の兆しとなる夢)は、とても珍しい 'ジャガイモの夢' だった。
茹でたジャガイモを暴食する夢を見て、僕を授かったそうだ。
僕が生まれる前まで、祖父の事業が順調で、我が家はとても裕福だった。
ところが、祖父が負債を抱え、家庭が一気に崩れた。
家運が傾き、引っ越した先がサダン洞だった。
初孫だった僕は、祖父の慈しみを一身に受けた。
祖父は、地域内で僕をおんぶして歩きながら自慢するのが、唯一の楽しみだった。
そして、極めて身体が弱かった僕を心配して、ろくに眠ることもできなかった。
小さい頃、僕は、おもらしがひどかった。
記憶はあまりないが、わらのむしろで編んだ袋を提げて、あちこちの家に塩をもらいに回っていたことを思い出す。
そんな僕の病気を治すと言って、祖父はイナゴ、カエルを手ずからあぶって食べさせてくれた。
あなたの愛を絶対に忘れることはない。
生まれて初めて、僕に危機が迫ったのは5歳のときだった。
中風と同時にいろいろな病気で長患いした祖父が亡くなったのだ。
幼い僕は信じられなかった。
朝、目を開けると僕を温かいまなざしで見つめていた祖父。
あの方に、もう二度と会えないという事実を。
何日もの間、ただ、泣いてばかりいた。
・・・いかがでしたか?
次回は、小学校篇です。入学式でのエピソード、初恋
の話など・・・。


