こんにちは!
連日睡眠不足でリリース準備をしております
しほりアメリカ移住後第一弾シングル
「Let me go」
もうすぐお届けできます。
アメリカ時間 9日、日本時間10日発売になります👍✨
移住2年目のアメリカナイズ事情を前回ちょっとだけ書きましたが
ぐっと「本物っぽい」? アメリカンポップスの土台に立った、新生しほり。
(Twitterにてファンの方が作ってくださいました!)
実は今回の新曲は、3月にInstagram @shihori94 にふと載せたアイディアの断片動画。
このメモから出来上がった曲です。
ここから始まって、音楽プロデューサーさんのアイディアでかなり違う曲調になりましたが!
「Let me go (ほっといて!)」
という、今までのしほりにない曲(笑)
歌詞の内容としては、去年のジャングル具合に引き続いてのエピソードでして。
平く簡潔に言うと、好きでもない人に言い寄られておしつけがましくされて、
何が愛じゃ!!💢
愛ってなんだと思ってる?
私は誰の持ち物でもないわ💢
ほっとけ!!💢
と、ブチ切れてる歌です。
いや、自慢でもなんでもなく、本当にアメリカに来てからたびたびぐったりと悩まされてきた「Anoying guys(いらだたしい男の人ら)」問題。
去年の大作「Jungle」にも、いい人のふりをして近づいてくる猛獣になぞらえた「Anoying guy」が登場しておりますが
本当に参るんです。
相手にしないようにがんばってもパワーが吸い取られる吸い取られる。
「愛って一体なんだろう?
思いやりって知ってるかい?」
と白目で小一時間問いただしたいこのシチュエーション。
そんなテーマ?
というように見えるかもしれないんだけど
実は実は実はですね。
最近になって私急に思い出したんです。
女優目指してまっしぐらだった
高校2年生の時に、ふとまた歌手もやりたくなって
「そういえば私昔作曲してたよなぁ、また書こうかなぁ」
と思い立って
最初に書いた曲が
全く同じモチベーションだったのです。
当時付き合い出した初めての彼氏が
(同い年ではそりゃあ子供なので仕方ないよなあとは今は思いますが)
あまりに軽々しく「愛してる」を連発するので、だんだん腹が立ってきてしまって、
「愛ってどういうことか知ってる?
こういうことじゃねーの?💢」
という、怒りの爆発が、とてもきれいな歌詞とメロディになりました。(笑)
完全に、そこから始まったといえる私の音楽家人生。
その後も、直接的に好き好きとか、わかりやすい恋愛の曲を書くことはあまりほとんどありませんが、恋愛からは本当に多くのことを学ぶわけだし、大きなショックやら傷があった時に限って
だいたいめちゃくちゃいい曲ができたりもする。
(そのうちのいくつかはしっかり世にリリースされて結構売れてますし。)
そのことを思い出して
「なるほど、日本での音楽家人生の始まり、
そして今アメリカでの音楽人生の始まりが
同じテーマとモチベーションで誕生した曲
っていうのもなんだか運命めいてるなぁ」
と、妙に感慨深く思いました。
でも、そのテーマって
何も単純に男女関係だけではありませんよね。
むしろ、親子関係だったりとかしたら、時にもっと深刻かもしれない。
人間は完璧じゃないからしょうがないけど
たとえば親が
「愛してあげてるんだから言うこと聞きなさい!」
って言い出したら
子供的にはもうどうしようもない。
でも実際、子供の虐待死事件なんかでは
「躾だと思ってやったら死んでしまった。」
という
ケースが結構あるんです。
私自身が若い頃、所属事務所の人たちに拉致監禁された事件。
あれも、社長さんは「しほりのためによかれと思って」やっていたようですしね😱
「愛してるという名目」は
時にとても恐ろしい。
「愛してるから!」といったら、相手は、なんだか「愛を受け取らないと悪い」みたいな罪悪感を覚えてしまったりする。
でも、たとえば良かれと思ってやったことでも
それが痛かったり、怪我したり、迷惑だったり
体や心が傷つくようなことがあったら
やっぱり、それを受け入れないことも大事。
愛してるっていうのは
言葉で伝えるのってあんまり信用ならなくて
行動でしか結局証明できない、シンプルなのに難しい、一番大事なこと。
そんな、人間の生活の根源的なところを
しほりのアメリカでの音楽活動の根源的なところにしたいと思います。
iTunesやSpotifyなど、世界中のプラットフォームでデジタル限定リリースはあと数日!!
乞うご期待ください🐥❤️
しほり