というわけで 、連投になりますが
2018年のまとめに挑戦したいと思います。
未だに私の頭の中ではまったくまとまっていませんが、よろしければお付き合いくださいませ🙏
去年末、ついにアーティストビザを取得し
年越しを日本でして、1/10の便で 完全移住。
ゾロ目スキーな私としては
当時のBeooklynの部屋に到着した、日付変わって深夜の
1/11 を記念日にしたいなぁ。
・まずは生活の最低限を整えるのに奔走した2、3ヶ月。
日本でいうマイナンバーにあたる、「SSN(ソーシャルセキュリティナンバー」を申請しに行ったり、保険に入って、かかりつけのお医者さんに登録したり、銀行口座を開設したり。
とにかく、全部がゼロからで、何をどうするものなのか、何をしなきゃいけないのか、からわからなくて、すごく落ち着かなくて大変だった。
極寒の中、駅で歌っているうちに
友達ができたり、いろんな人からのフィードバックがもらえて、少しずつ、自分の持ってる中で何が戦えるのか、情報を集めることができた。
全部が新しくて楽しい、という面もあったけど
とにかくしんどいことも起きたり、体がアメリカの空気になじまなくて、食べても栄養吸収せず、
3月くらいには多分38kgくらいまで骨と皮みたいに激やせ😱
また、極寒路上での負担で、腱鞘炎、からの、神経痛で、左腕が激痛で、小指と薬指がしびれて動かなくなってしまった。首に3箇所ヘルニアができてたみたいです。
あとは、ハリウッド演技の勉強も、継続して週1で通ってましたね。
英語が全く聞き取れなくて自信を持てない中、ものすごい緊張しながら、挑んでいくごとに、少しずつ勇気を得られたり、よい経験でした。
・音楽活動を模索開始(3、4月〜)
アメリカの文化や、音楽の状況や、音楽ビジネスのやり方なども、周りに日本人シンガーソングライターが一人もいなかったので(シンガーはいっぱいいるのだが。)
聞ける人がいなくて、ソースもガチの英語の音楽ビジネスオンラインコースとかで学んだりした。
英語でね!もちろん。
んで、まだCDが売れる日本と違って
アメリカではやはりオンラインじゃないと全く話にならないので、自分でなんとかデジタル流通に乗せたのが4、5月かな。
昨日も出た A.V.A Radioからは、インスタから連絡があって、4月に初出演しました。
・初ソロコンサート、やっと音楽活動水面上へ?
4月末、Club Bonafide で初ソロコン。
フルバンドで!
NY現地の日本の新聞でもニュースにしていただいたりしたし
なかなか盛況の初ライブ。
そこから6月に2nd、3rd、とソロコンに挑戦しながら
あまりの日本とのライブ事情の違いに驚愕!!
「おっと、これは、ふつうにみんながやってるように漠然とやってもあまり意味がないぞ。。」
と学んでいった。
ひたすら未知との遭遇。
実験、検証、考察、の繰り返し。
・初のアルバム制作。(6末〜7月)
バタバタの中、すぐそこまで迫る日本ツアーの前に、絶対新作アルバムを作りたかったので、とにかく制作開始。
ミュージシャンがのべ7人連続でレコーディングをドタキャンなど
日本では一度も経験したことのないトラブルに見舞われ、仕事でもプライベートでも、傷ついて号泣するような事件がたくさん起こった暗黒の時期(笑)
その暗黒に傷つき、学習した結果
私の元へ舞い降りた、2つの新曲
「Garden」と「Jungle」
「NYは面白くも超危険な猛獣がそこかしこに潜むジャングル!強くなって自分自身を守らなくては!!理不尽をもう自分の人生に立ち入らせてはいけない!!」
という、私の覚悟が
かなりポップに力強く新曲として表現されました。
レコーディングの過程も
ほんとジャングルすぎて、たくさんショックを受け、次々に襲いかかる理不尽に泣きながら、心やさしき仲間たちに助けてもらえて、最終的に最高のメンバーでレコーディングを終え
無事に「Angel in the Garden」をリリースすることができました。
この時期、NY現地のTV番組に出演して歌う、ということも経験しましたね!
・8-9月 日本ツアー
6月以降は、ほとんど1日も休むことができないまま、毎日ギリギリの状態で初EPを入稿し、日本ツアーで何をするのかも考える時間が1mmもないまま、とにかく飛行機に飛び乗った、7/31。
飛行機の中でやっとほっとして
「日本でみんなに何をどう伝えよう?この怒涛の半年をどうまとめよう?」
と考えることができました。
そこで、6月に小学校のフェスで歌ったことから発端した「元気玉プロジェクト」を考えました。
とにかく、たくさんの学びがあったけど
個人的な出来事に終わらせたくなくて、すべてを意味のある、みんなで一緒に楽しめる、未来につながるエンターテイメントにしたい!
というのが一貫した
私のアメリカでのテーマで、自分が日米ふくめ世界に貢献できる方法だ、という信念。
8/4の大阪から始まってのツアーは
久しぶりのあまりの日本の快適さに感動しまくりました(笑)
あたたかいファンの方々のおかげで
NYジャングルで負いまくった
傷の数々を癒すことができた時間でした。
最初は日本語でやるMCの感覚が思い出せなくて、かつ内容もまだまったくまとまってなかったから大阪での話のとっちらかり方が半端なかったけど、みんな楽しんでくれてたのが嬉しかった。
故郷名古屋では、早い段階でチケットソールドアウトしてパンパンになり、埼玉でのショッピングモールではやっと日本でのライブの感覚を取り戻して、話がまとまってきました(笑)
しかし、一番の目玉であったツアーファイナルは
9/1、水樹奈々さんとももクロちゃんのコンサートが見事にかぶり、来たくても来られない方がたくさん。
半年の疲れがどっと出てたのもあって
前みたいに毎日ツイキャスをする余裕もなく
せっかく1年以上前から押さえていたヤマハホールだったのだが、100人ほどしか結果集客することができなかった。
ビザが取れる前から
「来日凱旋ライブ!」とでっかく銘打ってきたのに
ビザが難航しすぎて、移住後の活動期間がたった半年しかなかったので、まあその割にはがんばれたとは今は思うけど、その時の自分にはとても悔しくて葛藤がでかかった。
しかし、それも実はすごくいい学びだった。
今までの私は
どんな時も、最後まで諦めずに無理をしてがんばって、結果、前より大きな成果を出し続けてきた。
のだが、それを繰り返しすぎて、がんばりすぎて自分の健康を犠牲にする習慣から後戻りできなくなっていた。
うまくいっちゃうから余計
後戻りできないのね。
でも、今回は、それを卒業するいい機会になった。
ちゃんとできない、ダメな自分を受け入れる
よい機会。
そして、できなかったこと、ないものを嘆くより、あることに感謝すること。
つまり、埋められなかった空席を嘆くのではなくて、自分を責めるのではなくて
それでもその日に来てくれた人に最大限感謝して、最高のライブを味わって帰ってもらうこと。
もう、ヤマハホールでの、みなさんの応援のあたたかさは、私にたくさんの学びとあたたかさをくれました。
また、来られなかったけど応援してくれたたくさんの方々にも感謝いっぱい🙏❤️
そのライブはぜひ、こちらでお楽しみください!
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※12月、ツイキャス同時鑑賞会開催します!!
※1月に延期予定。詳細お待ちください🙏
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いいところばっか見せられたら嬉しいですけど
とてもリアルな冒険具合ですね(笑)
・東京の引き払い、人生のチューニング、台湾旅行 (9月)
そんな、ツアーと並行して
本当はファイナル前に東京の家を引き払う予定でいたのですが、あまりに大変すぎて不可能でした(笑)そりゃそうだ。
9/3の便でNYに戻り、一見9月末に東京で仕事があったのでまた戻る予定でしたが、急遽キャンセルして滞在を伸ばし、自分への誕生日プレゼントに、初の台湾旅行をブッキング。
半年のNY生活で傷つき疲れ果てた心身を
次の戦いに向けて、再調整するチューニングを誕生日9/4から開始。
NYでの学びをおさらいし
人生全部の立て直しです。
ジャングルの女ムツゴロウを目指すため
心のレベルアップをはかりました。
NYは、非常にエネルギーの流れが速くて激しいのです。
東京の何倍も速い。
だから、ちょっと不安に感じたりすると
ただちにその不安が具現化され
結果
7人も立て続けにドタキャンされたり、友達にひどいことをされて号泣したり、ということがじゃんじゃか起きました。
だからみんなポジティブを心がけてるんだなーとわかったんですけど
表面だけポジティブを心がけても全く足りないので
潜在意識から、日本での長年の人生で
身につけてきた、考え方、感じ方のすべて
を見直し、全部を取り外して新しく
これからの自分が身につけていたい、考え方の習慣を身につける勉強を開始。
それから、NYでは物価がめっちゃ高くて、大変なのは確かなのですが、あまりに「お金が大変」というワードを日々たくさん聞きすぎて
そのエネルギーには引きずられたくないのに
かなり重たく引きずられて疲れきっていたので
そこを脱するのも、課題のひとつでした。
日本でも、意図的に勉強を重ねて
2010年頃にはお金に縛られる価値観からは卒業していたのですが
なんだかNYで、久しぶりにその前の段階の気分と再経験をした感じで、実際の状況や環境以上に
私の精神状態そのものが
「貧しい」
状態に陥ってしまったのも打撃がでかかったので、日本ではその立て直し、チューニングをこの時期徹底的にやりました。
ゆえに、東京の、シェアでない、誰にも気を使わなくていい築浅マンションでの一人暮らしは、本当に癒しで(笑)
滞在を延長したのは大正解でした。
引き払いは大変だったけど
台湾旅行も無事に大満喫し
9月の間、実にたくさんの本を読んだり、心理学的な勉強、成功哲学的な勉強をたくさんして
NYに戻ったあとの人生を
デザインしました。
東京を引き払った分、Brooklynの家から、もっと環境のいい家に引っ越すことも決意。
存分に英気を養えた、充実の日本まる2ヶ月を経て、NYへ帰還したのでした。
後半へ続く。
しほり