前回最後にちらっと書いた、イベント出演が先週土曜にありました😆
個人的に、ずいぶん前からこのイベントオーガナイザーさんの作るイベントのめっちゃファンで
なんといったらいいんでしょう?
とにかくすごく上質なイベントなんですよ!!!
音楽に限らず、ダンサーや、コメディアン
他にも「こんなアートパフォーマンスがあるのか!!」って度肝を抜かれるような、素晴らしいアーティストが毎回出演するんです。
すごくインスピレーションをもらうし
「私ももっと自分にしかない個性をみがくにはどうしたらいいかな?」
って考えさせられたり、観に行くことで
非常に得るものが大きいんです。
6〜7組、厳選されたアーティストが
1組12〜15分ずつパフォーマンス。
このボリューム感がまたちょうどいい!!
コメディアンのMCが入って
転換の間もたっぷりオーディエンスを楽しませてくれます。
つまり、長すぎない時間を
最大限に満喫できて
かつアーティスト的にみても、自分のショーを来てくれた人に確実に観てもらえるので、全員にとって Win Win なんです。
お値段はNY相場でいうと
かなり高めの $35 なんですけど、$10ディスカウントチケもあるし、余裕で取り返せる価値があるのでみんなに心からオススメしたいのだが
そこらじゅうにあふれる$0 ライブ(どっちかというと無料のがメインストリームかも😱)に慣れすぎたニューヨーカーたちの財布の紐は固く、腰は重い。
こいつらの腰を動かすような
存在にならなければならない。まじで。
(それがここで成功するためのキーワードだろう。)
いつもここで書いたりツアーでも皆さんにお話したように、NYジャンゴーのライブ事情は
至れり尽くせりの日本とはあまりにかけ離れて
劣悪です😭💦💦
会場にとって運営していくには事欠かないだろうけど、アーティスト目線で見ると
「一体このライブの仕方にどんなメリットが?」
と考え込んでしまうような感じ。
(よくあるNYのライブシステムは、17-24時くらいまで1時間ごとに区切られていて、ジャンルとか特に考えず、ランダムに適当に1組ずつブッキング。
リハなし、その場でサウンドチェック、転換込み1時間の中で、てきとうに時間内で終わらせる。
↑
セットリスト組みにくいわ
1組1時間もあったんじゃ、せいぜい自分の友達を観に来て終わり。他も見ようとかならない。
運良くて、前後みにきてた人が少しいれば、みてもらえるチャンスがあるか???)
新しいファンを作りようがないシステムになっているといいますか。
やってる方も、かなりうまくブランディング戦略を組み立てないと、友達を呼ぶばかりでファンが増えないのに(だってファンが会場にほとんどいないんだもん。)
「ただライブしてます」
という状態になってしまいそう。
プレイヤーにとってはメリットいろいろありそう。
そして
アコースティックアーティストは
楽器を持ち運べるアコギの人だと、まだやりようがあるかも?
でも、ピアノ弾きにとっては
NYはかなり厳しい環境です。
ピアノやエレピを置いていないライブハウスが圧倒的多数。
あああああ、
「この街ではピアノ弾き語りシンガーソングライターを見ないなあ。」
とは思ってたけど
そりゃー見ないっていうか、
やれないわけだ!
と悟った😟
というので、闇雲に無駄打ちをしたくなくて
一旦作戦練り直しタイムなぅ
だったところに、憧れのイベントからオファー!!!
へなちょこ筋力の持ち主なので、一人だとまじで大変です。😱
そして、6月ぶりのNYでのショー!
1ステージ目では
英語でのライブの感覚が抜けていて
自分のMCが拙さすぎてぬあああああ!!!
だったんですけど
①Angel でぐっと深く惹きこみ
②Welcome to this world では、たまたま運良く当日バースデーの女性がいて大盛り上がり💗
③そして最後は、Jungle で皆さんに手足パーカッションと「Heyyyyyy!!!」で参加してもらいました。
これはこれで好評でしたが
自分的には、もうちょっとエンジンがあたたまりきらなかった感じ。
もっとやれるだろうコラ!!✊
22:00からの2ステージ目は、なぜか急遽、大トリを任されてびっくり😳💦💦
出演したかったし、できて嬉しいんだけど
ここのレベルの高さを知ってるゆえに
「自分で大丈夫かしら?」
みたいな
若干の自信のなさがあったんです。(こう見えて)
が、プレッシャーには毎度強い私🐥🔥🔥
トリにふさわしいように気持ちをギアチェンジ!
また雰囲気をかえていきました。
①君笑みの華
このしっとり曲でこんなひゃーひゃー盛り上がってもらえるとはびっくり(笑)
純和風の曲調、動き、歌い回しなどにうっとりしてくれてるなあと感じたり
いかにもアメリカ!!なのは
高音のロングトーンをバーンと歌い上げると容赦なくテンションが上がるみたいですね。
(TVでよくみるあの感じ。)
② Let it Go (25ヶ国語バージョン)
イベント自体「Real Sexy Variety Party」という名前で、バラエティ豊かなアートを!ということでセットリスト全体にまるで違う要素の曲を入れたんですが、25ヶ国語カバーというのは
文句なしの「Variety」でしょう!大ウケ(笑)
「すこーしも寒くないわ」に該当するところで
ぬいでた帽子をふんぬー!!と振り落としたり
してみたり、これぞしほりなフリーダム健在🐥✨✨✨
ニューヨーカーは自由な人、思い切りのいい人が大好物。
しほりすとのみなさんと同じですね😆💗(笑)
③最後はもっかい「Jungle」に挑戦!
1回目の反省をふまえて、MCをすっきりテンポよく!
そしてお客さんのやたらリズム感のいいキレッキレのグルーブに乗って一体になってピアノ1本ロックンロール!!
(フルサイズです!)
1回目の時に、イベントテーマに寄り添おうと
各曲、こういうジャンルごちゃ混ぜにしてますよって説明したりしたんだけど
2回目でそういう理屈っぽいのをやめて
「最新曲なんですけど、移住して暮らしてみてほんとわかったの。
NYはジャンゴー!!!!
レッツジャンゴー✊✊」
だけでものすごい盛り上がった(笑)
シンプルなメッセージが一番ですね(笑)
結果、動画のとおり
最後の盛り上がり方はほんとうに予想をはるかに上回るもので、皆さんから
「感動した!言葉にできないよ!!
なんて素晴らしいんだ!!」
などなど
たくさんの嬉しい言葉をいただいて
なにせ、本当に内心
私で大丈夫ですかね。。
ってチキンハートだったんで🐥
本当にびっくりしました。
めっちゃ励まされた!😭✨✨✨✨✨
いろいろ日本より難しい
NYジャンゴーで成功するためにはどうしたらいいんだろう?
って模索模索の日々で、思うように活動基盤を作れずにモヤモヤしたり
自信が持てなかったりと、不安になることもあるのですが
ステージに立てさえすれば
自分がこれまで培ってきたもので
しっかり戦えるということが再確認できた日でした。
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★NYで制作したアメリカ移住後初の
新作ミニアルバム「Angel in the Garden」
NYミュージシャンや、ノラジョーンズが1st Albumでレコーディングしたスタジオ&ピアノや、グラミー賞受賞エンジニアさんとのコラボで、とんでもなくパワフルに仕上がりました!!!
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1. Angel
2. Garden
3. Herz
4. Jungle
5. I’ll be your moon
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