最近、日本人の精神性が、めきめき低くなっているように感じます。
もっとアンテナを貼るべきニュースや
日本を取り巻く世界情勢など
身を守るために知っておくべきことがたくさんあると思うけど
TVで大きく取り上げられるのは
芸能人の下世話なゴシップ話とか
そんなんばっか。
ちなみにアメリカでは
ゴシップ話はそんなに受けないそうです。
作品がよければいいんじゃない、というのが根幹にあるのかな？
日本も昔はそういうところがあった気がするのですが。
(ぶっ飛んだ個性の人、というのは良かれ悪かれ、一般の人には理解できないようなバランスの取り方をするような面があったりするものです。)
メディアがわざと下げて来てるのか
ニーズがそうだから合わせざるをえないのか
というのは正確に計りかねるけれど
便利になりすぎると
人間が怠けるのです。
ものが便利になれば
体が怠ける。
情報が便利になれば
自分の頭で考えることを怠ける。
それは私自身もとても危機感を感じていて
特にiPhoneで何もかも管理するような流れになってから
自分がすごくバカになったなぁと恐ろしく思っています。
自動変換が勝手にされちゃうんで
ちょっと信じられないくらい、当たり前に書けたはずの漢字を忘れてたり
(昔国語系は偏差値70以上あったのに。。涙)
当たり前に記憶できてた情報も
外付けHDに入れていつでも引き出す、みたいなことが普通になってしまったので
気を抜いて無意識に文明の利器にあやかっていると
いつの間にか、どこか怠けるぶんが出てくるのが
自然のバランスだと思います。
そして、もう年齢的にはずいぶんいい歳の大人になって、いっそう思うことは
「大人」の定義ってどうだろう？
ということ。
生まれてから何年経った、
というのは
ただの1次元的な事実しかあらわしていない
と思うのです。
たとえば
10代とかでできちゃった結婚をしたりしたら
「子供が子供を産んだ」
みたいな表現をしますが
10代でも、すごく大人な子だっているわけです。
数日前、iPhoneの機種変をした時の
softbankの店員さんが、恐ろしく頭がよくて機転が利くので、びっくりしていろいろ聞いたら
まだ高校卒業したての19歳だったんです。
でもそこらへんの30代40代より明らかに頭が切れるし、将来は別の仕事で企業して大成功するんだろうなぁ、と思ったら
やはりそういう野望を持っているそうです。
大人、子供
っていう、表面的な情報に
囚われすぎると、たくさんのことを見落とします。
体の見た目はわかりやすい変化ですが
赤ちゃんから、体型が作られる20歳前半くらいまでが、「成長している」
そのあとは
「老いていく」
みたいな、ざっくりした分け方でいると
本来発揮できるはずの力の、何ぶんの一かしか発揮できなくさせます。
そこでまずは
「子供だから」とか
「大人だから」とかっていう
枕詞を取って物事を見てみる習慣をつけるのをオススメします。
極端な話、たとえば
「赤ちゃんだから(言葉がわからないから)
横で親が喧嘩していてもわからないだろう」
と思ったら大違いで
赤ちゃんや子供で、言葉がわからないように見えても
すべてのエネルギーが赤ちゃんには伝わっていて、理解できて
怒りや悲しみや不安をその身に受けています。
「かわいいね、かわいいね」
って育てられたら
「自分は愛されているんだ！」
と理解してそのように育つし、
「かわいくないね」と言われて育ったら
そのように受け止めてねじれてしまいます。
(私は「ブサイクブサイク」と言われて育ちましたので、容姿コンプレックスを克服するのが本当に大変でした。)
また、「子供だからわからないだろう」
と思えるような難しいことでも
実は、大人よりも子供の方が
真実をよく理解していて、大人が本当に理解していなかったらすぐにバレるし、ごまかしはほとんどききません。
見た目に惑わされないことです。
いい歳のおじさんなのに
電車でひとを平気で押しのけ押しのけ
女性も吹っ飛ばしながら迷惑を振りまく人もいます。
いい歳のレディだけど
近所の人の悪口を言って、ストレスを発散してばかりの人もいます。
体の年齢が大人だからって
そういう人は、心の中が「大人」であるとは
とても言えませんね。
そう
体の成長が止まったあとも
成長を止めるか止めないかは
その人次第なのです。
むしろ、体の成長が止まったと思われる
そのあとに、どれだけ成長できるのかが
人間としての
「真の成長」の始まりなのではないでしょうか？
「大人になったら子供時代より覚えが悪い」
とか、体力や健康や美が衰える
ということも
また、見た目に惑わされた「思い込み」
でしかないのです。
うちの母は、この前58歳になりましたが
エステやなんかに通わず、自分の意識と日常の努力により、若さと美貌をキープし続けていて、
ぱっと見30代にしか見えないくらいの雰囲気です。
「60近くなっても女性はきれいになり続けることができるんだ！」
という驚くべきお手本になってくれる
なかなかすごい存在です。
一昨年からコラボ作品でご一緒させていただいている、アニメ「ワンピース」の音楽などされている田中公平先生は
私の父と同じ年齢ですが
見た目がお若いだけではなく
モチベーションや考え方を、常に新鮮にアップデートされていて
音楽もつねに進化させていて、長年第一線で活躍されているのみならず
そのお歳にして「今が一番売れているかも」
というくらいに大きくなり続けているすごい方です。
つまり、体のサイズは
20歳とかで大体止まるけれど
「人間としての大きさ」は
どれだけでもおおきくなれるのだ
ということです。
そう思うと、夢が広がりませんか？
「いい大人だから無理」
という理由で諦めていること
ありませんか？？
そんな私は
NYや世界を舞台に戦っていくための準備として
4月からバレエを習い始めました。
36歳でバレエを初めて習う人
というのは
やはり滅多にいないそうですが
私にとってバレエは、5歳から憧れつつ
その時に習えなかったために
「もう今世では諦めなきゃいけない」
と思い込んでいたことのひとつです。
でも、NYの事務所さんからの提案がきっかけで
バレエを習い始めることにしました。
4月にNYで2回。
帰国後日本でも1回体験レッスンをして
やはり教室では
まじで未経験者の生徒さんなんて私以外いないので
まぁ、わけわかめなんですよ。
「これは、、基礎の基礎からきちんと教わらないと追いつけない。」
とわかって、すぐに個人レッスンを受けることにしました。
それで見つかったのが
大瀧冬佳さんというダンサーさんです。
その時の勢いと直感に導かれて
この人！！
と決めた冬佳さんは、まさに私が学びたいことを
的確に教えてくれる素晴らしい先生でありつつ
私より10歳も若い、現役の才能ある表現者さんです。
週に1回、1時間のレッスンで
冬佳さんは
私が最終的にイメージしているパフォーマンスを踏まえて
私の上達具合に合わせながら
毎週じゃんじゃか基礎の基礎の基礎の
立ち方、重心の置き方、筋肉のつくりから動かし方
を教えてくださっています。
しかし、通常、子供の時から習うと
やはり子供の体の方がずっと優秀で
子供の体はニュートラルなので、筋肉がどうですよ、骨格がこんな風に連動してますよ
なんて理屈を説明しなくても
かってにそのように動けるのだそうです。
大人は、変な癖がそれぞれできあがっちゃってますから、そのようにはいかず
きちんと理屈で、体を壊さないように順を追って学ばないといけない。
ゆえに、子供から習っている人は
理屈がどうで学んでいないから、
大人から始める人を教えるには、「え、できて当然でしょ？」と思い込んでしまっている人が多く、
的確に教えられる先生というのが滅多にいないんだそうです。
いや、ほんとにいい先生が見つかったものです！！
冬佳さんに教わる基礎は
体の細かい筋肉や重心のコツをたくさん学んで叩き込んで行かないといけなくて
「えーっそんな方向に足が曲がらないよ！！」
みたいなことがたくさんで
また、目から鱗がボロボロ落ちまくり。
でも、スタジオではとにかく叩き込んでもらって
(私めっちゃ集中してるのでほとんど無言。)
家で、帰り道で、コンビニのレジ前に並んでる時も
立ち方の基礎を
反復練習反復練習。
ひたすら復習復習です。
あまりに毎週新しいことをじゃんじゃかやったので
先週は一回お休みにして
復習の練習に充てました。
そして久しぶりのレッスンが昨日。
今までかなり飛ばして来ちゃったけど前やったことって覚えてますか？
となって、自主練の成果を披露。
「あれっ！？プリエがうまくなってる！！」
「足の形がきれいになってる！！」
「ステップできてる！！」
(*⁰▿⁰*)！！
ほんとですか！！
わーい･:*+.\(( °ω° ))/.:+
コツコツ地味な基礎練を積み上げること
今で1ヶ月ちょい？？
しほりさん じゅうろくさい
ちょっとずつ成長しています。
大人だから無理
という思い込みは外して
じゃんじゃか成長していこうと思っています。
どんなパフォーマンスにつながっていくのか
楽しみにしていてくださいね。
というわけで
人間は、体の成長が止まっても
いくつになっても一生成長し続けることができる
という話でした。
ビザが取れるまであと少し！！
日本での追加ライブは、あさってがラスト！！
貴重な公開アメリカンドリームプロジェクトの一ページを、目撃しにきてください(๑˃̵ᴗ˂̵)！！
しほり
【緊急追加ライブ！！】
伝説の白龍館ライブが、奇跡の復活！！！
10年間、しほりの「Home」としてたくさんのワンマンライブをしてきた、西新宿白龍館が、多くのファンに惜しまれながら2015年11月をもって閉館となりました。
が、その後、新たな素晴らしいオーナーさんに引き継がれ、前の内装の良さや、ピアノ(ベーゼンドルファー)の格別な音色の美しさもそのままに、
「ガルバホール」として、リニューアルオープン！！
そんなガルバホールで、緊急ワンマンライブ、ミラクルなもうワンチャンス(*^▽^*)
◼︎7/16(日)西新宿 ガルバホール(白龍館)
開場13:00〜／開演13:30〜
料金前売 ¥3,500／当日￥4,000
※ご予約フォーム→こちら
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【「無限方程式」ショートPV CM公開！！】
■2016/5/25 release 「無限方程式」しほり