さてさて、今日は発想を変えるコツのお話をしたいと思います。

 

私のオリジナルの曲の歌詞でこんなフレーズがあります。

(もう12年も昔に書いた曲ですが)

 

「すべては見方次第で

 味方にできる」

 

    (「大丈夫」より)

 

同じ出来事が起きたとしても

「どう解釈するか」によって、全く違う側面が見えて来たり

捉え方が変わることによって、自分の気持ちも変わるため

その後に取る行動が変わり

結果、現実が変わったり、周りからの見え方も全く違ったものになります。

 

成功する人は発想、ひらめきが違う

というのは一般的にもイメージがあることだと思いますが

一部の才能のある人にしかできないスキル、でもありません。

 

そのためにいくつかのコツがあるのですが、まずは

 

「名前を付け直す」

のをオススメします。

 

 

 

ここで、お手本から学ぶために、大物ゲストをお呼びします。

 

エジソン先生です。

先生どうぞ!!

 

 

私は失敗したことがない。

ただ、1万通りの、

うまく行かない方法を

見つけただけだ。」

 

「失敗したわけではない。

それを誤りだと言ってはいけない。

勉強したのだと言いたまえ。」

 

 

はい、いただきました。

先生、ありがとうございます。

 

このフレーズにめちゃくちゃ学べる要素が詰まっています。

 

これは、大発明をしたのちに、記者にインタビューを受けた際

「あなたはたくさんの失敗をしていますよね?」

 

と聞かれたことに対しての答え、ということで有名なフレーズですが

 

まさに、「起きた出来事をなんと呼ぶか」の違い

のものすごい数の積み重ねが、天才エジソンを象っていった言えるでしょう。

 

失敗のことを「失敗」と呼ぶのは簡単です。

が、エジソン先生は

「1万通りの、うまく行かない方法の発見

「勉強」

と表現しているわけです。

常日頃から当たり前のように心の底からそう思っていたのがひしひしと伝わってくる感じがしますね。

 

 

普通の人の感覚だと

 

「1万回の失敗」 に見えるものが

 

「1万通りの、うまく行かない方法の発見」

 

に書き変わったら、そりゃーモチベーションも

その次の取り組み方も変わって来ます。

 

 

「失敗」だと思ったら、

落ち込んで自信を失うことを1万回重ねることになってしまうけど

「有益なデータが一1万こ増えた」と思ったら、

失敗なんかねえよ、ってことです。

ただ経験値が増えたプラスしかありません。

 

 

こういうシンプルな発想の転換の積み重ねが

世間の当たり前、常識、そんなの無理だよ(笑)みたいな

思い込みを、変えていくことになります。

 

 

さて、私の例で、しほりすとのみなさんにはおなじみの話をご紹介します。

 

いつから始めたことだか忘れてしまったのですが

確か、機材環境の整わないショッピングモールでのフリーライブが多かった頃に開始したのではないかと思います。

ライブで起こる

「トラブル」に対して

 

私はざっくりと別の名前を付け直しました。

 

 

なんだと思いますか?

 

 

ぴっ

 

ぴっ

 

ぴっ

 

 

チーーーーン!!

 

(Thinking Time 終了!)

 

 

はい、答えは

 

 

「しほりライブ名物、珍ハプニング

 

 

 

です。

(ね、おなじみでしょ?)

 

自分の中でも付け直しましたが

堂々と宣言するようになったのです。

 

 

ショッピングモールでの即席ライブは

機材トラブルや、通りすがりのお客さんを多く相手にするために

たくさんの想定できないトラブルがあれこれ起こります。

 

ライブハウスで慣れてるアーティストにしてみると

この、屋外などでの音響環境がやばい、とかなかなかハラハラです。

 

音が出ないとか、会場に行ってみたら手配ミスで楽器がなかった、とか、まぁ色々びっくりすることが起こるんですよ

同窓会みたいな場で、お客さんがまったく歌なんか聞いちゃいない

とか、しまいにゃ聞いてないくせに酔っ払ってステージにガンガン絡んでくるとか。

まぁ、心折れるような現場も、たくさん経験していくうちに

 

 

だんだん、どんなトラブルにも面白がって対応できるようになった瞬間がありました。

 

「音出ない。」 → 生声でOK!

 

「ピアノない。」  → 

オケで歌えばOK!それもなければトークライブにアカペラでOK!

 

「大雪降ってきた!」アナ雪カバーして「すこーしも寒くないわ〜♪・・・って寒いわ!!」と自分ツッコミで大爆笑。

(↑まるで私が雪を降らしてるかのような天然の演出になりました。)

 

 

無限大で、なんでもありです。

 

 

 

さらに、そんな時に

「はい、珍ハプニング、いただきましたー!!」

 

と宣言すると、昔なら「どうしよう!これは大失敗だ・・・」ガーン

と右往左往するしかなかったはずのものが

 

 

「CDでは味わえない、

ライブならではのスペシャル体験」

 

に生まれ変わってしまったわけです。

 

 

「珍ハプニング」という名前に変わってしまったことで

私のライブからは

「失敗」というものの存在自体が消えてしまいました。

 

 

恥ずかしいミスタッチや、歌詞が飛んでしまった!

みたいなことも、プロとしてはダメなんですけど

面白いセルフいじりの仕方が瞬時に思いつくので、

お客さんにとっては、面白体験にしかならないですし

(あとで反省はするべきだけど、ライブ中には反省すべきではありません。)

 

そうすると、不思議な現象が。

 

 

いつしか、何かトラブルやミスが起きると

客席から

 

「珍ハプニング

キターーーーーーーーーーーーー!!」

ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ

 

 

と、拍手喝采が起こるようになってしまったのです。

(私も「はい!珍ハプニング、いただきました!!」と思い切り煽ってますが。)

 

 

なんなら、

「おっ、今日は何にもミスなくうまいこと上出来のライブができたなぁ!!」と満足げに思っていると

お客様から

 

「今日は珍ハプニングがなかったので、なんだか物足りなかったです」

 

と、苦情がくるほどになってしまいました。

(ガーン!!うまくやったのに!!ww)

もうみんなが、名前をつけた通り以上に

一緒に「珍ハプニング」として、ワクワク期待しているのです。

 

 

さあ

 

こうなったら、

「失敗」も「ミス」も「トラブル」も

私の辞書から消滅してしまうわけです。

 

 

なにが起こっても「おいしい珍ハプニング」にしかならないのだから。

また、お客様にとっても、「今日しか観られなかった楽しい思い出」

になりますし、誰にとっても悪いことが何もない、という。

 

怖いものなし

ハッピーループですね。

 

これが

「失敗」をただ額面通り「失敗」とするか

「おいしい経験」とするかによって、事実自体が変わってしまう

ということの仕組みです。

 

 

怯えたり、ストレスに感じる要素ががくんと減ることで

頭にも、心にも

ゆとりができます。

 

そのゆとりに、

インスピレーションが入り込んできてくれるのです。

 

 

さらに、ライブ中の私はこんな風に畳み掛けます。

 

「いや〜今日もハプニングの神様に愛されておりますね!」

 

 

なんと

「神様に愛されている」ということにすらなってしまいました。

怖がる理由が全くありません。

 

 

これも全部解釈次第です。

(客席もますます嬉しそうです。)

 

 

そんな、すっかり

「しほりライブ名物、珍ハプニング!」といつも面白がっていると

ありがたいことに

みんながもう「面白い珍ハプニングキタwww」

と思い込んでくださっているので

 

時々本当に

「うわぁ・・・このトラブルは正直マジで参ったわ・・・」

 

 

というマジなピンチの時にも

お客様が

「こんな珍ハプニングもレアでいい!!www」

 

と思ってくださるので、

(精神的援護射撃になりますね。)

和んだままトラブルシューティングができたりして

結果的に、お客様の満足度としては高くなる、

という、プラスしかない流れができてくれました。

 

 

ピンチチャンス!」

 

というのもよく聞くフレーズですが

わかりやすく、良い名前の付け直しをしているケースです。

 

 

これらは

単に表面的な言葉のあや、だけではなく

さらに「言霊」の力も実は借りていまして。

 

 

言葉にすることによって

脳の反射的な習性を活かし

自分の脳もうまいこと騙せるのです。

 

何かトラブルが起きた時に

 

「うわぁどうしよう、失敗しちゃった・・・・」

 

と思ったり、口にしたりなんかしちゃったら

ミスがミスを呼んでしまったり、見ている人も

「大丈夫かなぁ?」と不安が伝染したりします。が

 

 

「よしきた!!チャンス!!」

 

と口にしてみて下さい。

もしくは、ぱっと見、とてもチャンスとは思えないけど・・・

 

というような時も、試しに

 

「よしきた!!これがチャンス、だとしたら?

 

 

と口にしてみて下さい。

自分に問いかけます。

 

 

これ、魔法の呪文。

 

 

脳みそが、「これはチャンスである」という前提をゴールにして

そこにたどり着くための、別のルートを導き出すのです。

 

そうして

「失敗ではない、

チャンスに繋がるアイディアや言動」

 

が、脳から引き出されるのです。

 

 

これが、

 

ひらめき ひらめき電球 です。

 

 

割と脳科学的にも根拠のある話です。

 

私は、個人的にこういう発想を

日常全てにおいて張り巡らせるようにしていて

作詞や作曲も、こんなインスピレーションの降らせ方をしています。

 

つまり、どんな分野にも応用できるし

日常生活のどんなことにも活かせるのです。

 

 

さて、そんな訳で

今、しほりさんは、個人的に

 

「NYで働くためのアーティストビザの取得が遅れていて

 宙ぶらりんのもどかしい時期」

 

ではあるのですが

 

 

「NYへ行くまでにもう少し猶予ができたので

もうワンチャン、日本のファンの皆様と触れ合える機会

しかもしほりのHomeとして10年お世話になった特別な会場での

スペシャルライブが、最後に開催できることになったラッキー♪」

 

 

として、

来週末の日曜16日に、西新宿のガルバホール(旧:白龍館)にて

しほりワンマンライブ(Final!!)を開催します!!

 

 

◼︎7/16(日)西新宿 ガルバホール(白龍館)

開場13:00〜/開演13:30〜  

料金前売 ¥3,500/当日¥4,000

※ご予約フォーム→こちら

image

 ニューヨークサイドからも、先ほど、嬉しい連絡がきていて

そのワンマンライブ直後くらいに、ビザ申請のための全てのステップが終わる見込みとのことですので

これで本当にラストチャンスです。

 

 

去年から「公開アメリカンドリーム」として、うまく行くことも行かないことも全公開しておりますが

 

映画や漫画の1Pだとしたら、

全部つつがなくうまくいってサラサラと成功しました!ヒャッホー!

なんてストーリーは、つまらなくて誰も見たいとは思わないでしょう。

 

 

なかなか再渡米できない・・・が

この後の、怒涛の巻き返し展開、、

きっとすごいんだろうなぁ・・・・!!!

(ワクワク!!ラブ

 

 

ということで

引き続き、楽しみにしていて下さいね。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。

 

 

しほり。

 

 

【緊急追加ライブ!!】

伝説の白龍館ライブが、奇跡の復活!!!

10年間、しほりの「Home」としてたくさんのワンマンライブをしてきた、西新宿白龍館が、多くのファンに惜しまれながら2015年11月をもって閉館となりました。

 

が、その後、新たな素晴らしいオーナーさんに引き継がれ、前の内装の良さや、ピアノ(ベーゼンドルファー)の格別な音色の美しさもそのままに、

「ガルバホール」として、リニューアルオープン!!

そんなガルバホールで、緊急ワンマンライブ、ミラクルなもうワンチャンス(*^▽^*)

 

◼︎7/16(日)西新宿 ガルバホール(白龍館)

開場13:00〜/開演13:30〜  

料金前売 ¥3,500/当日¥4,000

※ご予約フォーム→こちら

 

 

■あの感動を再び!!「2016.9.4 しほり誕」ライブDVD発売中!!!

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・5曲収録 (¥1,500 税込)

 

 

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