芳村思風一語一会 vol.5460 
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仕事とは、人に喜んでもらえるような能力と人間性をつくるためにある 
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人間は、仕事を通して成長する。 
 
能力と人間性は、仕事を通して人の役に立ち、 
人に喜んでもらうことでつくっていく。 
 
自分だけ良ければいいというのでは、 
人間性は磨かれない。お客さまだけでなく、 
一緒に働いている上司や同僚や部下にも 
喜んでもらえるような仕事ができなければプロではない。 
 
人に喜んでもらえるような能力と人間性をつくり、 
心のつながり、心の通い合う職場をつくり、会社をつくっていく。 
 
 
 
 
※職業と仕事の違いは何か。 
 
職業とは、何か。 
生計を成り立たせるための仕事の種類のこと。 
大工さん、パン屋さん、学校の先生・・・ 
 
仕事とは何か。 
大工さんの仕事とは何かで考えてみる。 
家を建てること。 
そのために木を切ること。 
釘を打つこと・・・ 
だけが仕事ではなく、 
その先にあるもの。 
 
お客さまである家族が、 
その家で楽しく笑っている姿をつくることが大工さんの仕事。 
木を切ること、釘を打つことすべてがその笑顔につながる。 
利益だけを求めて手抜き工事や偽装をすると、その笑顔が想像できない。 
 
だから 
「仕事とは、人に喜んでもらえるような能力と人間性をつくり 
本物の人間に育てるためにあるのです。 
 
職業とは、そういった仕事の種類というだけでなく、 
まわりの人を幸せにすることで 
自分も幸せになる手段なのです。 
 
だから、すべての職業は、愛の実践なのです。 
 
 
「日めくりカレンダー」(卓上型)より