芳村思風一語一会 vol.5460 ☆☆☆☆☆ 仕事とは、人に喜んでもらえるような能力と人間性をつくるためにある ☆☆☆☆☆ 人間は、仕事を通して成長する。 能力と人間性は、仕事を通して人の役に立ち、 人に喜んでもらうことでつくっていく。 自分だけ良ければいいというのでは、 人間性は磨かれない。お客さまだけでなく、 一緒に働いている上司や同僚や部下にも 喜んでもらえるような仕事ができなければプロではない。 人に喜んでもらえるような能力と人間性をつくり、 心のつながり、心の通い合う職場をつくり、会社をつくっていく。 ※職業と仕事の違いは何か。 職業とは、何か。 生計を成り立たせるための仕事の種類のこと。 大工さん、パン屋さん、学校の先生・・・ 仕事とは何か。 大工さんの仕事とは何かで考えてみる。 家を建てること。 そのために木を切ること。 釘を打つこと・・・ だけが仕事ではなく、 その先にあるもの。 お客さまである家族が、 その家で楽しく笑っている姿をつくることが大工さんの仕事。 木を切ること、釘を打つことすべてがその笑顔につながる。 利益だけを求めて手抜き工事や偽装をすると、その笑顔が想像できない。 だから 「仕事とは、人に喜んでもらえるような能力と人間性をつくり 本物の人間に育てるためにあるのです。 職業とは、そういった仕事の種類というだけでなく、 まわりの人を幸せにすることで 自分も幸せになる手段なのです。 だから、すべての職業は、愛の実践なのです。 「日めくりカレンダー」(卓上型)より