芳村思風一語一会 vol.4225
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感性論哲学は、進化し続けます
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今年も一年、ありがとうございました
私、芳村思風は、来年というか明日で、数え年80歳、傘寿を迎えます。
28歳で感性論哲学の体系が出来あがり、50年
感性論哲学は、進化し続けています。
ここ数年では「感性経営の5原則」が10原則になり、
愛の実力の講演内容も1~2年前からかなり進化し、また深化しています。

今年は、自分で「iPad」を操作して、ZOOMでの講演会も開催しました。

感性論哲学は学問です。
学問だから無色透明です。

感性論哲学は、学んで、どう実践するかは本人次第です。

実践を繰り返すことで腑に落ち、
他に学んできたものや今までの経験から、ご自身の哲学となるのです。
「哲学は難しい」
「哲学は仕事の役には立たない」
「哲学を学んでも、売上は上がらない」
これは、先入観や今までの常識から理性で決めていることです。


なぜ哲学を学ぶのか。

答えは、ひとつではありません。
人それぞれ違います。

哲学は幸せになるための学問です。
幸せの基準も人それぞれ違います。
幸せは、感じるものだからです。

自分の哲学をつくることで、
根拠を明確にし、自信を持って行動することができるようになります。

子どものころから考える訓練だけをしてきたから、
今自分が何を感じているのかを表現できない人が増えています。

「今何を感じていますか?」
という問いにも
「こう思います。」
と考えて答えます。

相手が、どんな答えを求めているのか、
正解は何かを頭で考えて、
判断して答えるという習慣になっています。

正解を求めて、考えるだけで、感じようとしなくなっています。

子どものころから、喜怒哀楽は出さないほうがいいとされ、
感情を抑えることに慣れてしまっています。

だからストレスが溜まり、精神的な病が増えてきているのです。

考え方が一緒じゃないと仕事ができないという理由で、画一化をする研修や訓練をする。

価値観が同じじゃないと一緒に暮らせないと考えて、性格の不一致を理由に離婚する。

今までは、対立と競争の世界だから、
相手を倒すことや勝つことが正しいことになっていました。

正しいか間違いか、損か得かの2極の判断で生きてきた2極の時代は終わります。

近代になり「科学が発展し便利になった」と言われますが「
科学が発展し幸せになった」とは言いません。

利益を上げることは大切ですが、それよりもっと大切なものがあります。
勝つことよりも大切なことがあります。
今多くの人が「理屈じゃない、心が欲しい」と叫んでいます。
理性の時代から感性の時代へ変わっています。
その新しい時代の考え方が「感性論哲学」です。

すべての革命や変革は、たった一人の人から始まります。

赤字企業が高収益企業に変わるのも、新しい国や企業が誕生するのも、
トップの哲学(自由律の力)から始まります。

「今現状がこうだから、未来はこうなる」という因果の関係からの予測ではなく、
因果のしがらみを断ち切って、明確かつ厳密な論理を持った一人のトップが、
未来はこう成る、
という7未来予測ではなく、

「こんな未来をめざして、こんな社会をつくる」
「こんな会社をつくるんだ」
という現実からの発想ではなく、
心の底から湧いてくる想いを言葉にして、
理想・夢を熱く語ることで、新しい時代や会社はつくられていくのです。

これを「因果律ではなく、自由律で生きる」といいます。

感性論哲学は、実践哲学です。
学んだことをどう実践するかを考えて、
行動する。理性を使って、感性を育てる。

失敗を重ねながら失敗から学ぶことで、
失敗ではなくなり、経験となるのです。

同じ体験をしても、そこから何を学ぶかは、人それぞれまったく違います。
違う考え方を否定しないで、いいところを取り入れて自分の考え方を成長させ、
自分の人間性の豊かさや幅をつくることです。

これが全肯定の感性論哲学なのです。                      



「風の思い」より



やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・


今年一年ありがとうございました
来る令和3年は、少しでも早くコロナが治まり
新しい時代に向かって、
健康で楽しい毎日となりますことをお祈り申し上げます


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