芳村思風一語一会 vol.4100
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人工知能(AI)に、ないもの
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最近何かと話題の人工知能(AI)についてです。
人工知能(AI)が、いろいろな面で急速に発展進化してきました。
先日の将棋の王位戦の封じ手でも話題になりました。
宇宙開発や兵器など、あらゆる生活の中にもAIが入りこんでいます。
忘れてはいけないことは、AIは人間の理性でつくりだされた産物であり、合理性の極致です。
AIには、理性ゆえの限界が存在します。
人間の命は、人間がつくったものではありません。
母なる宇宙の摂理の力によって生み出されたもので、
感性と理性と肉体の高次元の有機的な相乗効果で成り立っています。
人間は、AIよりも質において、
はるかに高度なものであるという誇りと自覚と尊厳を持たなくてはいけません。
AIは、人間が作ったもので、人間が主人でなければいけません。
AIの限界とは何かを見極めることが、人間としての尊厳を見失わない方法です。
AIにないのは「人間的魅力」です。
魅力とは、人を感動させることができる要因のことです。
人を感動させる力が「人間力」であり「魅力」です。
AIにはない人間的魅力には、人格と人間力と人間性の3つの魅力の領域があります。
AIをどれだけ進化発展させても、幸せな未来は来ません。
AIが、進化発展すればするほど世界には、AIの軍事利用による恐怖と不安が増大していきます。
今、人間として考えなければいけない究極の課題は、
憎しみ合いや対立を乗り越えていくためには何が必要なのかということです。
「人間にしかない魅力とは何か。人間にしかない尊厳性とは何か」をあらためて考えるときが来ています。
◆人格の魅力 AIにはない人間の格とは何か、犬や猫にはない人間の格とは何か。
1.不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さ
2.人間としての成長意欲
3.愛の実力
AIが偉大になればなるほど、人間は人間としての尊厳や誇りを自覚的に持って、
無意識のうちにAIや機械の奴隷とならないようにしなければいけないのです。
AIを搭載したロボット戦争が起こらないように
ユネスコ憲章の前文にある
「戦争は人間の心の中から生まれるものであるから、
人間の心の中に平和のとりでを築かなければいけない」と
いう言葉を忘れないことです。
「平和のとりで」とは何か、どうしたらできるのかを考え続けなければいけないのです。
そして全人類の心の中に平和のとりでを築くための努力をしなければいけないのです。
※「風の思い」
~芳村思風 46の言葉~より
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
●芳村思風先生の勉強会
勉強会や講演会、詳しくは、主催者までご確認ください
・9月13日(日)東京思風塾
13:00~15:30 ZOOM講座
愛の本質とは何か~愛の空間的本質~
参加費:5,000円
・9月15日(火)四日市思風塾
19:00~21:00 ミッドランド経営
参加費:5,000円
●講演録「人間関係10の原則」
~愛の実力を育てる~
A5版 82ページ
@1,000円+税
愛の実力の4回分の講演を1冊にまとめました
※お問い合わせは
思風庵哲学研究所