芳村思風一語一会 vol.3781
台風19号により被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
被害に遭われた方々へは、謹んでお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
また、救助・復旧活動に取り組まれている関係者の方々に対し、
安全を祈念申し上げます。
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感応同苦・感応同悲・感応同喜
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共感同苦
同じ苦しみを共感する
共感よりさらに、レベルアップしたものが感応です。
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感応は、理屈を超えたもの。
仏教用語に「感応妙」や「感応道交」という言葉もあります。
理性は短所や違いを探す。
感性は長所や同じ所を探す。
違いを探すから、対立がおこる。
同じを探して、共感するのは感性。
人間の本質は、こころ。
理屈じゃない心が欲しい。
心が満たされたいと願っている。
「心をあげる」とはどういうことか?
誰もがみな自分の気持ちをわかって欲しいと願っている。
「そうか、そんなに辛かったのか。わかってあげなくてごめんね」
「そうだよな~。わかるよ」と受け止めること。気持ちを理解してあげること。
「がんばれ!」ではない。
「そうか、そんなに苦しかったのか~」と苦しみを共に感じること。
許してあげる、待って居てあげる、好きになってあげる、認めてあげることが
心をあげるということ。
心は、満たされきることはない。
なぜなら求めるものは、人それぞれ違うから。
お互いに「どうして私の気持ちをわかってもらえないのか?」と思っている。
誰もがみな「私のことなんか誰もわかってくれない」と思っている。
なぜか。
自分が思っているように、愛されはないから。
親は、どんなに努力しても、子どもは「父親も、母親も、オレのことをわかっていない」と感じている。
子どもが思っているようには、子どもを理解していないから。
それは、子どもが求めるものと、父母が思っていることには、必ず差があるから。
男女の関係においても同じ。
男性がどれだけ女性を愛しても、女性は満たされることはない。
女性がどれだけ男性のことを愛しても、男性は満たされることはない。
それは、男性が求めるものと、女性が求めるものが違うから。
長年連れ添った夫婦でも、言わなければ伝わらないことも多い。
「それくらいわかってくれよ」でけんかになってしまう。
お互いがお互いのことをわかる努力をする。伝える努力をする。
「これだけ愛しているのに・・・」と思った瞬間から、押し付けになる。
「これでいいのか・・・」
「こうしたら喜んでくれるかな・・・」
と悩む心に「愛」がある。
一緒に苦しみ、一緒に悲しみ、一緒に喜ぶことで、心が通じるのです。
共鳴・共振・共感から感応へ
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・
※「風の思い」1,000円 + 税 + 送料
「風の思い」は、毎月1日
思風会の会員様向けに発信している芳村思風先生からのメッセージを集めたものです。
●芳村思風先生の勉強会
・10月16日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
参加費:2,000円
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思風庵哲学研究所