芳村思風一語一会 vol.3780
        
「根拠のない自信が必要だ」
「根拠のない自信を持ちましょう」
「根拠のない自信をつくる方法」
というようなことが、書籍や会話などで言われています。

「根拠のない自信」は、理性ではつくれません。

根拠のない自信は、持とうと思っても、努力しても持てません。
「根拠のない自信がある」というのは、ただかっこよく聞こえるだけで、
根拠のない自信は、自信ではありません。感覚です。

「根拠はないけど、自信はあります」というのは、
感性から湧き出たたものではなく、思考で考えたものです。
自分でも気づいていない心の底に不安があるから、
言葉にだして自信があるという表現するのです。

ほんとうに自信があるときは、
「自信があります」と言い切れます。
「根拠はないけど」という言葉は必要ないのです。

感性と理性そして、肉体を使って積み上げたとき
根拠のある自身ができるのです

☆☆☆☆☆☆
自信のつくりかた
☆☆☆☆☆☆
ゆるぎない自信をつくるためは、学問的根拠と豊富な知識、
そして実践的経験体験が、自信をつくります。
 
感性論哲学だけでなく、哲学は「仕事や生活に関係ない」と
考えられていることが多くあります。
また哲学は難しいと敬遠される方も多いようです。
 
学問は、「科学と哲学」のふたつに分かれ、
科学は、もっと知りたいという知識欲を
哲学は、もっと幸せになりたいという幸福欲を
追究するものです。
 

人間は、理性と感性と肉体の3つの要素で成り立っています。
自信をつくるためには、この3つを面からつくっていきます。
 
1.理性の面から自信をつくる
これは、知識を増やすことです。書籍などで勉強するだけでなく
人と会って話したりすることで学ぶことです。
知識の量は、選択肢を増やします。
 
2.感性の面から自信をつくる
自分自身の哲学を持つ。自分流の生き方や信念をつくること。
頭で考えたものではなく、心の底から湧いてくるものを大切にする。
 
3.肉体の面から自信をつくる
実践を繰り返し、確信を積み重ねること。
 
感性論哲学は、学問です。
感性を主体とした哲学です。
今は、新しい時代への過渡期。
対立や戦争、人間関係の問題、人倫の崩壊などの問題が噴出している理性社会から、
違いを受け入れ、愛を主体とした感性社会への移行の時期です。
感性論哲学は、これからの時代をつくる新しい考え方です。
 
自信をつくるための、学問的根拠として感性論哲学を学び
実践を通して、自分の色に書き換えていく。
 
感性論哲学をベースにして、自分自身の今までの体験・経験、学んできたものを
組み合わせることで、自分の哲学をつくる。
そしてさらに実践を繰り返し、成長させていくことで
確固たる自信が自然とつくられてくるのです。
 
育成講座 15期の質疑より



やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・


※「風の思い」1,000円 + 税 + 送料
「風の思い」は、毎月1日
思風会の会員様向けに発信している芳村思風先生からのメッセージを集めたものです。



●芳村思風先生の勉強会
・10月16日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
参加費:2,000円


※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所