大切なことは、
理性と感性のバランスではありません
感性から湧いてきたものを
理性を手段能力として使うこと
理性で、いかに人に迷惑をかけずに
自分がやりたいことを
どうしたら実現できるかを考えること。
大切なことは、感性と理性の協力関係をつくること。
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感性と理性の関係
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感性が問い、理性が答える。
問いは、感性からでてくるものです。
答えは、ひとつではありません。
正解はひとつとは限りません。
答えは変化するもの、常に問い続けて、成長させなければならない。
大切なのは、理性と感性のバランスではない。
感性と理性の有機的協力関係を作ること。
有機的な関係とは、人間の体のように、いろいろなものが集まって
複雑に絡み合いながら、ひとつのものをつくる関係のことです。

理性とは、客観性と普遍性の能力です。
理性的に考えるとは「みんなにとってどうか」と考えることです。

社会、人類、国家など、自分を包み込む、
より大きなものを視野に入れながら、
自分の中から湧いてくる欲求を実現しようとすることです。

ここに偉大なる人間の仕事が始まるのです。

単に命から湧いてくるものを
そのまま自己中心的にぶつけるのではなく、
湧いてくるものを理性を通して表現するところに人間的な行動があるのです。

理性は客観性と普遍性の能力であるがゆえに、
それを使って考えると、「みんなにとってどうなのか」という
社会性・人類性が芽生えることになります。

理性を通して表現することによって、
命から湧いてくるものは「志」となり、「使命」になるのです。

感性論哲学では、
「感性」が正しくて、「理性」はダメというものではありません。
「感性」が主で、「理性」が従でもありません。

「感性」から湧いてきたものを、
「理性」を使っていかに人の役に立ち、
人に迷惑をかけないようにして、
自分の欲求・欲望を実現するかを考える。

感性と理性のバランスではなく、
「感性と理性の有機的協力関係をいかに作るか」

感性から湧いてくるものだけでは、野獣と同じ。
理性を使って人間らしくすることが大切なのです
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・