年代別教育論 (編集:山本英夫氏)
東京思風塾での講演録です
1冊 1000円+送料
(講演録です。
「愛の子育て1~3」とは、講演の内容同じですが、編集方法が違います)
A.0~3歳
1.赤ちゃんの心に、本当に安心して生きていくという安心感と信頼感をしみこませる。
2.生きることの原点である信じる力を傷つけずに維持する。
3.スキンシップを通じて子供に充分な信頼感と安心感、愛を感じさせる。
4.子供の心を満たしきる。
B.3~6歳まで(第一反抗期)
1.反抗させる。反抗させながら、その力を利用して教育する。
2.行動力と自制心(倫理観・善悪正邪の区分の基礎)を創ることを目的に教育する。
3.やりたいということを途中でやめさせず、とことんやらせる。命から湧いてくる欲求が行動力を作る。
4.物事を最後までやりとげるエネルギーを大切にする。
5.遊びの中で、自由にさせて創意工夫をすることを体感させ、常識にしばられないようにさせる。
6.絵本を読んであげる
7. 人に迷惑をかけたときだけは、たたいたり、なぐったりすることで「痛い」という感覚を体験させる。
8.この体の痛みは、大人になって人に迷惑をかけたとき、心が痛むようになる。
C.6~10歳まで(善悪正邪の区別)
1.子供が主体的に人間的判断をするための土台となる大人の持っている常識としての善悪正邪の区別をしっかり教え込む。
2.自信を持って生きる力をつくるために、学問的に正しい知識を教え込む。
3.学ぶ喜び、やった~!できた~!という喜びと感動を与え体験させる。
4.子供に質問して、教えてもらって、子供をほめる。
D.10~13歳まで(過渡期)
1.親は、先生を批判したりけなさず、先生を誉めて好きにさせる。
2. 何か質問されてもすぐに答えず、一緒に調べたり、どのようにすれば答えが出るか、その方法を教え一緒に考える。
3.10歳過ぎたらたたいたり、殴ったりしてはいけない。スパルタ教育・体罰はやめる。
4.天分を見つける努力をする。
E.13~15歳まで(第二反抗期)
1.この時期に必要なことは、主体性と責任感の二つを作ること。
2.人格に目覚める頃だから、子供の人格を認めて接することが大切。
F.15~20歳まで(自分で自分を教育する)
1.「自分で自分を教育することを教える。
目的を持たせることが大切。
将来どんな人間になりたいか」
「将来どんな仕事がしたいのか」
「将来どんな生活がしたいのか」
を問い、考えさせる。
G.20~30歳まで
1.30歳までの人間には、大宇宙の偉大な進化の力が働いている。
2.「個性を磨きだす」
「常識で考えるのではなく、常識を考える」
「自分に与えられた使命を自覚する」
ことによって創造力を湧き出させる。