今月は、感性論哲学の言葉の紹介です。


新20

20日の言葉の解説


☆☆☆☆☆☆☆
共感同苦、共感同悲、共感同喜
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理性は違いを探す。感性は、同じ所を探す。
違いを探すから、対立がおこる。
同じを探す。共感するのは、感性。

人間の本質は、こころ。
理屈じゃない心が欲しい。
心が満たされたいと願っている。

「心をあげる」とはどういうことか?
誰もがみな自分の気持ちをわかって欲しいと願っている。

共感同苦、共感同悲、共感同喜。

「そうか、そんなに辛かったのか。
わかってあげなくてごめんね」
「そうだよな~。わかるよ」と受け止めること。
気持ちを理解してあげること。

「頑張れ!」ではない。
「そうか、そんなに苦しかったのか~」と苦しみを共に感じること。
心は、満たされきることはない。
なぜなら、人間は不完全だから。

お互いに「どうして私の気持ちをわかってもらえないのか?」と思っている。

誰もがみな「私のことなんか誰もわかってくれない」と思っている。

自分が「愛されたい」と思うようには、愛されることはない。

親は、どんなに努力しても、
子どもは「父親も、母親も、オレのことをわかっていない」と感じている。
子どもが思っているようには、子供を理解していない。
それは、子どもが求めるものと、父母が思っていることには、必ず差があるから。

男女の関係においても同じ。
男性がどれだけ女性を愛しても、女性は満たされることはない。
女性がどれだけ男性のことを愛しても男性は満たされることはない。
それは、男性が求めるものと、女性が求めるものが違うから。

長年連れ添った夫婦でも、言わなければ伝わらないことも多い。
「それくらいわかってくれよ」でけんかになってしまう。
お互いがお互いのことをわかる努力をする。伝える努力をする。

「これだけ愛しているのに・・・」
と思った瞬間から、押し付けになる。
「これでいいのか・・・」
「こうしたら喜んでくれるかな・・・」と悩む心に「愛」がある。

共感すること。
そして、一緒に苦しみ、一緒に悲しみ、一緒に喜ぶことで、心が通じるのです。




今日も素晴らしい一日でありますように!


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