今月は、感性論哲学の言葉の紹介です。


8日の言葉の解説


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今日はちょっと長いですが・・・

【時代の流れ】
第一の過渡期とは、古代と中世との間に横たわるギリシャ・ローマ時代
第二の過渡期とは、中世と近代の間にある過渡期であるルネッサンス
第三の過渡期とは、まさに今の時代

現代は、「数万年単位」「数千年単位」「数百年単位」の大変化が同時進行で起きている
という人類史始まって以来の大激動の時代である。
それぞれにどのような変化が起きているのかを正しく理解できていないリーダーや、
精神の目覚めを体験し、より高い次元から人間とこの世界を見ることのできないリーダー、
人を感動させることができないリーダーは、はもはや人を導き、組織を活性化し、
創造していくことはできない。

☆数万年単位で起こっている3つの変化
1.地球時代から宇宙時代への変化
技術の進歩により、宇宙から地球を見るという新しい視点を持つが出来た。
このことによる価値観の変化。
「地球は、ひとつ」という意識が人類共通のものと。なった

2.縦型社会から横型社会への変化
人間が人間を支配するという構造が崩れ始めた。
男性が女性を支配するという構造が崩れ始めた。

3.弱肉強食から適者生存への変化
競争という原理から、創造という原理へ変化してきた。
他人に勝つことを喜びとする心情は、これからの共生社会にはそぐわない。
「勝ち組」といわれる企業は、独創的な想像力で勝っている。

☆数千年単位で起こっている3つの変化
1.理性原理から感性原理への変化
人間の感性から理屈ぬきに湧き上がってくる本能・欲求・興味・関心・好奇心などを、
理性によって支配しようとして、ストレスが生れ、さまざまな精神病理現象を起す。
「理性としての私」と「本能としての私」といった二元論的な人間観を持ち続けてきた。
大事なのは、「私は二人いない。たった一人しかいない」という意識をどこに置くか。
精神と肉体を根源的に統一している原理とは何か。
感性論哲学は、その原理こそ感性であると考える。
「感性が肉体と精神を作り、感性が肉体と精神を根源的に統一している。」

2.地域文明から世界文明へ
地球全体がひとつの文明圏という状態へ変化しつつある。
さまざまな分野で地域文明の融合現象がでてきた。

3.二元論的人間観から一元論的人間観への変化
「人間は精神的な実体と肉体的な実体が結びついたものである」
二元論的な人間観から、「心身は一体である」という有機的な生命観となり、
「肉体は、目に見える精神である。精神とは目に見えない肉体である。」
という考え、精神と肉体は一体化した形で有機的な生命として生きており、
単に機械論的な生命観によって理解できないとした。
しかし、身体論は精神と肉体を根源的に統一する原理を見つけられなかった。
感性論哲学では、「われわれが、私といっている実体とは感性のことだ」と論証した。
「人間の本質は感性であり、生命の本質も感性である。
感性宇宙の究極的実在も感性である。感性が精神を作り、感性が肉体を作る」
これにより、まったく新しい一元論的人間観がつくり上げられた。

☆数百年単位で起こっている3つの変化
1.政党政治から脱政党政治へ、そして互敬主義社会へ
2.資本主義経済から脱資本主義経済へ、そして人格主義社会へ
3.理性文明から脱理性文明へ、そして感性文明へ






今日も素晴らしい一日でありますように!



芳村思風先生 「だいじょうぶ日めくりカレンダー」より

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縦 26cm × 横 14cm
言葉は、芳村思風先生。



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