受験勉強のように 「学ぶ苦しみ」を教えてはならない。
その命が持つ「個性」を引き出すこと。
【年代別教育論】
0歳から3歳までに教えることは・・・
①愛 愛されていることを命にしみ込ませ感じさせる。
②信頼感 信じきって生きていって良いよ。
③安心感 安心して生きて良い。
命は「不安」から「安心」に向けて成長する。
3歳から6歳までに教える課題は・・・
①反抗を利用して「行動力」と「自制心」を育む。
②「脳」の発達に関わる。
③遊ばせる(創造力)
④しつけ
この時期には他人に迷惑をかけたら、叩いてでも
「痛み」として命に覚えさせること。
相手の「痛み」がわかれば「ごめんなさい」と言える。
「ウソをついてはいけない」というのは 、
相手に理性的な「完全性」を求めている。
ウソとは子供の「心遣い」であることを親が理解すればよい。
不完全な人間にとって
「謝る」という行為は最も美しい行為です。
「謝らない」という行為が最も醜い行為です。
しつけとして必要なのは
①あいさつをする
②返事をする
③感謝
④謝る
6歳から10歳までの子供には
教えるのではなく、子供から教えてもらって
相手を育てるという教育の仕方を
親が覚えなければならない。
10歳~13歳までの子供には
性ホルモンの分泌があり
「好き、嫌い」を言うようになる。
この時に、どんなものでも「好きになれる」力を
つくってあげること。
悪い所ばかり見える人生はつらい人生です。
13歳から15歳までの間は
第2反抗期、自我の目覚め
「自己」により「自我」を見つめる
親が「反抗」を恐れてはならない。
「反抗」は自分を知るプロセス。
親は「反抗」を通してその子を知っていくことです。
15歳から20歳までには
「この命を何のために使うか?」という自覚、
生きる目的を何に定めるかが問題になってくる。
人が生まれてくるのは 「歴史」を創るため。
自分で自分を教育するという意識構造ができてくる。
3つの問いを持つことが大切です。
①どんな人間になりたいか?
②どんな仕事がしたいのか?
③どんな人生を生きたいのか?
そして、「どんな男になりたいか?」
「どんな女性になりたいか?」
という、「男像」「女像」を探し始める。
それを、聞いてあげることです。
大人になるとはどういうことか?
それは、人間としての「格」を創ること。
「人格」を教えない現在の学校教育は
頭の良い”ケダモノ”を作るだけになっている。
子供たちに「人としての品格」「素晴らしい人間性」を。
20歳から30歳までの間には 「社会」とは何かを教える。
それは、「人生の舞台」
社会とは「人間関係」をつくる。
その基本は「愛」です。
社会性とは、考え方、価値観、正確や宗教、文化の違う
様々な人と一緒に生きていく力です。
※くわしくは、「年代別教育論」(1,000円)を
☆反抗期について
子供も我々も歴史・時代をつくるために生まれてきています。
歴史をつくるためには、これまで人類が誰ももったことのない
新しい欲求と考え方、価値観がなかったならば新しい時代はつくれません。
子供は親や大人や先生に反抗しながら自分を確立していきます。
反抗を恐れては子供を教育することはできません。
無理にでも子供を反抗させてあげないといけないのです。
いつまでも従順で素直なのは親のコピーで、クローンでしかありません。
子供は自分になるため、自分を知るために反抗しています。
子供の命には生まれながらに反抗という活動を命にインプットされて生まれきます。
それが第一、第二反抗期の意味なのです。
第一反抗期は欲求・欲望に基づく反抗で、新しい時代における欲求は何なのか、
それを模索するための反抗です。
第二反抗期は理性に基づく反抗で、自我の目覚め、理性に基づく反抗で、
大人たちとは違う新しい考え方・価値観をつくろうとする活動が反抗です。
だからそれをさせてあげなければならない。
反抗させなければ子供を殺すことになる。
それが幼児虐待になる。
子供が反抗してきたら、まずは子供の言うことを聞き、
「そんなことを考えるようになってすごい、立派だ」と褒めること。
その考え方がいかに幼なかろうが、稚拙であっても、褒める。それが教育です。
しかし、子供は、残念ながら社会を知らない、だから非常に幼い、内容が偏っている。
しかし、それが個性なのです。それを否定してはいけない。
その子の考え方で立派に社会で生きていけるように、親は協力し助言し助けて、
お金を出してあげる。それが教育なのです。
間違っているからといって、親の考え方に引きずり込むのは子供の個性を奪うこと。
歴史は常に悪人が作る。
その時代の権力に刃向かう、そんな人間しか歴史はつくれない。
その体制や法に従順に従う家畜は歴史をつくる力を持たない。
体制に刃向かう野獣こそ時代をつくる人物である。
坂本竜馬もその時代の体制側から見れば、反逆者であったのです。
反抗しなければ新しいものはつくれない。
だから反抗を許すだけの愛を持たなければならないのです。
親がわざと間違ったことを言って、子供に正しいことを言わせて
褒めるほどの度量がないといけない。
親が間違ったことを言えば、子供は必ず正しいことを言い出す。
なぜなら理性があるから。
それほどの技法・愛を親は持たないといけない。
反抗させることが愛なのです。
うちの子供は、親の言うことをよく聞くいい子だけでは、いけないのです。
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