《地獄だったつわりの話 part.3》

❌見たくない方は見ないで下さい🙇‍♀️


お正月は家族全員が病室に来てくれました。

面会時間もお正月は土日と同じように13時からだったので、1人の時間が短くて嬉しかったです。

お正月には1か月半も入院しているので、精神的なサポートの為に心療内科の先生も病室にきて下さって話を聞いてもらったり、今まで栄養不足による低血圧で入れなかったお風呂も介助士さんに付き添ってもらい入ったりと病院の方々に色んな協力をしていただけて、充実したお正月でした。


旦那さんにおせち料理を気分だけでもと持ってきてもらい、どうせ吐くけど食べようと思い、何口か食べたら何とその日に吐かなかったんです😳

自分でも えっ?と思いましたが、次の日も2回しか吐かずアップルパイを半分食べる事出来ました。そして妊娠13週でケトン体が出なくなり、退院となりました。入院期間は1か月半で病名は重症のつわりを示す「重度妊娠悪阻」でした。


退院してからも毎日1回は吐いてましたが、吐くとスッキリして食事を少し食べれて、今度は食べづわりになり、お腹が空くと胃酸を吐いたりしたので、3時間おきに少しづつ食事をして調整しました。

この時も旦那さんを叩き起こして「お腹空いたかも、吐きそう🤢」と言って何か作ってもらってはベッドに持ってきてもらって、食べては吐いて「お腹空かせすぎちゃったね、次はもうちょい早めに食べよう!」と日々変わるつわりに対応しようと2人とも必死で、旦那さんも入院中以上に頑張ってくれてました🥺


最後に吐いたのは妊娠18週で、不思議と「あー、これが吐くの最後だろうな」とわかりました。

家の中で寝たきりだったのに、今年猛威をふるったインフルエンザにまんまとかかり、高熱にうなされながら最後に吐いた時に、お腹の中でポコポコと何かが動きました。

ん?と思って手を当ててみると、またポコポコとお腹の中で赤ちゃんが動いたのがわかったんです。涙がポロポロ出てきて、こんなに栄養をあげられないママなのに、つわり酷すぎてあなたの事いらないって思う事もあったママなのに、胎動がわかる程大きくなってくれたんだと、嗚咽が出る程泣きました😢💕



妊娠6週から18週で終わったつわり。

おかげさまで今は母子共に健康で、赤ちゃんも平均体重でとっても元気に順調に育ち、再来週で臨月を迎えます。今では元気にお腹の中で動き回る我が子が可愛くて可愛くて、早くこの腕に抱きたいなぁと日々思っています。


つわりの頃はお腹の大きな妊婦さんが羨ましかったし、つわりの無い人も本当に羨ましかったです。

つわりが酷いって言っても、なった事の無い人には同じ女でも「つわりで何で入院するの?気持ち悪いだけでしょ?」と言われた事もありますし、ネットには「つわりが重い人は妊娠にむいてない」とか「母性が足りない人がなる病気」とか嘘も甚だしい事まで書かれていて、こんなにツライつわりを公表するのも躊躇われるような状況があります。

働きながらつわりと戦ってる人は、お腹も大きくないのに怠けてると思われる事も多くて、つわりだと言えない人も多いそうです。

少しでも同じ気持ちがわかる人がいたと思っていただきたいのと、男性にもつわりって誰でもなるんだろ?じゃなくて死にかける人も多い事を知ってほしくて書きました。そして赤ちゃんは女性の身体にいますが、2人の赤ちゃんです。

支えられる事はいっぱいあります。メンタル的にも体力的にも沢山支えてあげてほしいです。


現に私の母も両祖母も2人づつ子供を産んでいますが、全くつわりが無かった人なので、私がこんなに酷いつわりになったのを見て衝撃を受けてました。

私も旦那も悪阻が始まるまで、赤ちゃんを授かった後にこんな地獄が待ってるとは夢にも思いませんでした。

つわりは本当につらいけど、私達夫婦はこの経験でお腹の子に本当に強くさせてもらったと思います。

つわりで悩んでる方々、赤ちゃんに会えるまでツライ時は周りの人に沢山話してください。気持ちがわかってもらえるだけでも全然違いますので😌

抱え込まないで下さいね。必ず終わりが来ます。皆さんが可愛い赤ちゃんに無事に会えますように😌

そして同じような経験をされた方々からもコメントをいただけて、私もとても励まされました。

悪阻を乗り越えた母は強い!そう思って出産頑張ってきます🥰💪

今後、つわりに悩まされる方もいると思いますがこの記事が少しでも悪阻に悩む方に届けばいいなと思います。