今日はちょっと違うことをお話させて下さい。

小林麻央さんが亡くなられ、連日ニュースでブログの内容が報道されています。

私も小林麻央さんのブログを見ていましたが、

実は私は高校1年生の時、左胸の下にしこりを見つけた経験があります。
それはロケに沖縄に出かける朝の事で、下着をつける時に何気なく触れた時に ゴリッ  としこりに触れたんです。

痛いわけではなかったので、そのまま2泊3日のロケに行きましたが、しこりはとても大きくて
ピンポン球のサイズ位あって怖くて怖くて仕方がなかったのを覚えています。

帰ってすぐに乳腺科にかかり、即手術が決まりました。
手術でしこりを取り出して検査をしないと、悪性であるかの判断が出来ないと言われたからです。

グラビアの仕事をしていましたし、まだ16歳でしたので胸にメスを入れる事。そしてそのサイズが最低でも直径3cmの腫瘍を出すので3cm以上になる事を伝えられて悲しくて涙が出ました。

手術の最中も部分麻酔なので、自分の腫瘍が取り出されていく感覚や縫われている感覚がわかり、
怖くて手から汗がポタポタと垂れたのを鮮明に覚えています。

幸い執刀の先生がとても上手な方で水着からは隠れる所に傷を作ってくださり、心配していた胸の形も全く変わらずにすみました。

そこから検査をし、後日病院に行くと 今回のしこりは 良性のしこりで乳腺繊維腺腫というものだと聞かされました。

良性だと聞いた時、私も母も安堵のため息が出て
しこりを見つけてからずっと心がモヤモヤしていたのですが、ふっと軽くなったようなそんな瞬間でした。

小林麻央さんのブログにも、先生から悪性である事を告げられた時や、しこりに触れた時の話が書かれていて、他人事ではないような気がしてしまいます。

この後私は4年後にも、しこりが見つかり手術で摘出していて人生で2回、悪性かもしれない という恐怖を体験しました。

最初は直径3cm、ピンポン球のサイズまで気が付きませんでした。乳腺のしこりはとても分かりづらいですが、少しでも違和感があったら病院に行ってほしいし検査してほしいです。
女の子で胸に傷が残るのも悲しいです。
悪性だったら悲しいじゃ済みません。

現役の時は言いませんでしたが、引退しますので
本当にあった事をお伝えしたく、今回書かせていただきました。

小林麻央さん、心からご冥福をお祈り致します。