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ボランティアの休憩中。
周辺を歩いてみました。



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この↑イチゴハウスを営むお家は、阿部さんのお宅です。

阿部さんのお宅では家の二階部分まで波が押し寄せ、二階の窓から「すのこ」を投げ、何人かの人を助けたそうです。

阿部さんのご主人は消防団に勤務されていた方で、チリ地震津波の時と同様。

こりゃ津波が来るなと気付き、いそいで家に戻った時に津波の被害にあわれたそうです。

イチゴハウスに道路に並んでいた車が20台ほど流され、そこから脱出した人を、
なんとかたぐり寄せたそうですが、水がひいた時。

家の庭には多くの遺体が残っていたと言います。

リュックの中から発見された子供、近所のおばあちゃん。

もっと助けられたんじゃないかと、ご夫婦で語られていましたが、

家が壊滅的な被害を受けながら、人の命を救った勇気は本当に真似しようと思っても中々出来ないことです・・。

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そしてお家の一階部分は、木が腐ってしまうため、

ご自分で狭い所に入り石灰を撒かれていました。

家の中も土足で上がり、作業をしている阿部さん達を見て

「ボランティアは来ないんですか?」

と聞いたら

「ボランティアの方達もお忙しいでしょう。私たちでやりますし、大丈夫ですよ。もっと被害の大きい場所に行ってあげてください」

と言われていました。

阿部さんのお家は「半壊」と分類になっているので、全壊の人に比べたら良い方という考え方なのだそうで・・

自衛隊の方も全壊の部分から手をつけていくので、まだ時間がかかるなぁとおっしゃっていました。