私を中学の時に支えてくれた学校の副校長の話です。
懐かしいですね、、

前の日記では書いた事あるんですが、読みたい人は読んでみて。

私の周りはホントに尊敬する方達ばかり居るんだよね。

そんな中2の時のお話。。o(^-^)o



学校に行くと副校長先生に呼び出されました。
「何を怒られんの??!!」と思って、校長室に入ると・・・

「芸能の仕事は楽しいですか??」
って聞かれて私は真っ先に「はぃ。楽しいですね」って答えたら

副校長「そうですか。僕もね?昔、一瞬だけど目指した事があるんですよ」
って副校長先生は話し出したのよ

副校長「僕ね??昔、バンドを組んでて高校卒業したらメジャーデビューするぞ。って頑張ってたんですよ。何度もオーディション受けて何回もコンクールに応募して・・
スタジオ代だって5千円払うのだって、一人千円じゃなくてとりあえず5千円集まれば良かった。
ギターだってね?ギブソン欲しいな。フェンダー欲しいな。って、でもお金の無い学生時代はそれは「夢のまた夢」だったんですよ」

それはお父さんも言ってた事で・・スタジオなんて無いから誰かの家で練習してた。って
近所から苦情が来た事があっても、出来るだけ小さい音でやってた。って。

副校長「でもね?僕達はCAROLさんとかが出て来て、サザンオールスターズさんもインディーズの頃でね、
そのライブを見ても「負けてるな」って実感してたんですよ
「悔しい」って気持ちはそりゃありましたよ?でも自分の努力がたりない・・って思う自分に腹が立ちましたね
しかも、僕はロックをやってたもんだから髪が腰位まで伸ばしててね?
高校の時はオキシドールで髪を茶色くするんですよ(笑)知ってますか??
あとはコーラね(笑)コーラを頭かっらぶっかけて屋上でさぼってましたよ
でも渇いてくるとベトベトするんですよね・・舐めると甘いし・・」

とチョット関係ない話をしながらお話は進み・・(笑)

副校長「つまりね?僕、関係無い話もしましたケド僕が言いたいのはね??
「今もし、ドラえもんの机があってね?
昔に戻れるとするでしょう。
そうしたら僕は「一番つらかった時期」
に戻りますね」」

涼は「なんでわざわざツライ時期なんですか??」って思わず聞いたら

副校長「だってつらかった時は、「頑張ろう」って気持ちも持っていれたでしょう?」」

副校長「今思うとね?つらかった時代は素敵に思えるんですよ。お金が無くてカップラーメンを生でかじったりした時期もありましたケド、それは素敵だと思うんですよね」

副校長「うーんと・・チョット難しくなりましたかね?つまり
15歳の自分は、18歳の自分を知らないでしょう?
でも
18歳の自分は、15歳の自分を知っているんですよ


って。。

最後に校長先生は「今ね?僕は大好きな奥さんも居て、可愛い子供も居て、本当に幸せなんですよ。
でも、もしチャンスをくれるんならツラかった時代に戻りたいですね」


涼はね?これを聞いて本当に頑張ろう、って思ったんです
ツライ事や、苦しい事なんていつでもついてまわるケド、楽しい事もいつも側にあるんだよね
そういう簡単な事に気づかない人が多いんだって。
だからみんなも幸せな事、つらい事に気づこうね。って
授業じゃ教えてもらえない、本当に大切な事を教えてくれました
副校長先生本当にありがとう

副校長「だから僕は最初に
「芸能の仕事は楽しいですか?」
って聞いたんですよ♪」