第018話 はりあって
すずは南の森のおししょーさまの元へおつかい。行人は第017話でのケガもあってお留守番。
そこを狙ってアピールするつもりのあやねだったが、先客だったゆきのに昼ご飯を作って貰って
いた。が、ゆきのに言わせると行人は初めての料理の実験台らしい。あやねにも特別に食べさ
せてあげるということで食べてみることになったが…あまりの甘さに寒さを覚えた二人。あやね
は行人に「マズいってはっきり言った方がいいわよ」と促し「味覚がお子ちゃまなのよ。私が大人
の味を教えてあげるわ」と激辛れんこんを行人とゆきのに食べさせる。あまりに激怒したゆきの
はあやねを変人呼ばわりして、そのあやねがゆきのに「このチビペチャ」と言ったことから発展
し、行人を巻き込んで、「どっちが大人の女か」という張り合い合戦が始まったのだ。
だが、何で勝負をするのか決めていなかったことで争う二人。その二人に「くまくまやってくれ」
とゲンコツを作らせた行人が提案する。１、落ち着きがある ２、頭がいい ３、家庭的である
が行人の考える大人の女性らしい。まずは、「落ち着きがある」ということで、二人に座禅で勝負
させる。が、二人とも二度も座禅中に寝てしまうあまりに、行人はこっそりと寝顔にいたずら描き
をした上で引き分けにする。ゆきのは、「頭がいい」ということから暗算の勝負に入る前に、いた
ずら描きした行人の頬を引っ叩いていたようだ…。その暗算は、5～6桁の数字7つの足し算を
1分以内に解かせるというもの。くまくま、きつきつ、かもかもは1分以内に解いて紙に書き正解
したが、2人はできず。それしても、この島に学校があろうとは…。行人は、指以上の数は“いっ
ぱい”とか言うぐらいのレベルだと思っていたらしいが、その「いっぱい」を本当に書いていた…
最後、「家庭的である」ことから二人に洗濯と掃除をやらせてみると、スピードやら妨害やらで
丁寧さもなく、ただの競争に発展。そして互いに足が絡んだ挙句に、喧嘩に発展したところに
すずが帰ってきた。そして、すずはあやねとゆきのにお怒りを落とすのだった…。
鼻血回数 00回
01巻目累計 11回
02巻目累計 11回
03巻目累計 05回
番外編 勝ちたくて
小さな頃の話だ。まち姉は探すのも隠れるのも上手でかくれんぼでは勝てないが、いつもはじ
めに見つかるのはあやねらしい。百人一首は全句と札の位置を完璧に覚えているちかげには
敵わない。コマ回しは、剛腕を持つりんが得意で、あやねは改造ゴマで挑むが自分の顔に帰る
という。タコ上げは、まちが作ってくれた大タコで制空権を制したものの、強風で自分が飛ぶと
いうオチ。ともかく、遊びに夢中になるどころか異常なまでに勝負に執着した挙句に負けてし
まうあやね。最後の最後でかけっこをすることになり、まちが審判をすることに。だが罰ゲーム
を設定しただけで、ゴールを定めなかったため、2日後までまち以外は走っていたとか…
鼻血回数 00回
01巻目累計 11回
02巻目累計 11回
03巻目累計 05回
おまけ
まち姉の料理パート２。ちづるさんが巫女として見た目を美しくするよう叱ったところ…
鼻血回数 00回
01巻目累計 11回
02巻目累計 11回
03巻目累計 05回
鼻血芸 01巻記録 11回
02巻記録 11回
03巻記録 05回
通算 27回